岡田外相:アフガンを電撃訪問
岡田克也外相は11日、アフガニスタンの首都カブールを電撃訪問した。同地でカルザイ大統領と会談する。鳩山政権の閣僚でアフガンを訪問するのは初めて。日本政府が具体化を検討している民生支援策を拡大するため、現地を視察し、アフガン政府要人らから直接要望を聞く。12日には続けて、パキスタンを訪問し、ザルダリ大統領、ギラニ首相らと会談する。【野口武則】
今日3時過ぎに、NHKテレビを見ていたら、臨時ニュースの字幕が入って、岡田外相がアフガニスタンを訪問したと書いてあった。
アフガニスタンは今も爆弾テロが何時起こるか分らない状態なので、岡田外相のアフガン訪問の事は、外部に一切漏れないように進めていたとの事で、臨時ニュースとなったものらしい。
NHKのニュースではアフガニスタン戦争の始まるきっかけの、ツインタワーの崩れる映像から始まって戦争の経過を映していたけれど、その中にペシャワール会の中村哲医師の映像がチラッと出ていた。
岡田外相はアフガンで、ペシャワール会が造ったマルワリード用水路も視察されるのだろうか?
岡田外相はカルザイ大統領とも会談する予定があるそうだけれど、
カルザイは世界各国の援助金を、援助には使わないで、自分達政権内の者の懐に入れていたそうだから、
この度日本はどういう援助をするのか、良く考えてするのでなかったら、本当の援助にならないかもしれない。
やっぱり中村医師のされたように、現地の人に僅かでも賃金が取れる仕事を与えつつ、必要な施設を作り上げると言う方式が、一番だと思う。
日本の海外援助と言うのは、公共工事の外国版といった感じで、
必要も無いダムなどを土建やさんに儲けさせるために、
その国の権力者を賄賂で釣って、現地住民が反対しているのを押し切って強引に、
無用の物又は自然を荒らすだけの物を造ると言うような海外援助が多数有ったそうだから、
岡田外相には、そういう事の無いよう、くれぐれも用心して、本当の援助をしてあげて欲しいものである。
また、岡田外相は小学校も訪問して、子ども達と対話したそうです。
それにしても、行動力がありますね。
確か2280億ドル位の戦争への費用がアフガニスタン侵略には米国民の税金から使われていて、アフガニスタンのGDPは80億ドル~230億ドル程だと言うことですから経済的にはアホらしい話だと思いませんか?2280億ドルも有れば学校、病院、道路、ダム、発電所等々への経済援助でアフガニスタン国民をタリバンの影響下から欧米が期待している欧米型の政治社会習慣へ(此の圧倒的な経済的誘惑で)変更する事が出来ると思いますが、米軍の将軍将校達は戦争で昇進し、軍隊其の物が石油を大量に必要とする組織で、世界最大の米兵器産業は戦争で利益を確保し(現在まではオバマもこれ等の圧力には対抗出来ないようです)欧米や日本政府と資本家は交渉(と言う様な不確かな方法?)より直接的石油支配のほうが大切なのでしょうね。
岡田さんにしても、鳩山さんにしても、
就任以来東奔西走ですね。
岡田さんは環境に強いのでしたら、環境相になって頂いて、原発を禁止にして欲しかったですね。
ほんとに2280億ドルのお金を使ったら、アフガニスタン人を味方に付けて、アメリカの計画はほとんど実現できていたでしょうにね。
やっぱり世に疑われている通り、軍事産業が儲けたかったと言うことなのでしょうね。
人殺しを商売にするなんて、何と恐ろしい人達!
それから、日本が西洋の走狗であったと言うことがばれてしまうような事にならねばと言うことも心配ですね。
中村哲さんのような方を日本人のスタンダードだと思い違いしておられたら、その落差は大きいかも知れません。
民主党は自民党とは違うというところを、見せてくれると言いのですが・・・・・