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チリ地震

2010年03月03日 13時48分12秒 | 海外情報
今日は3月3日桃の節句である。
今日は夫の父の50回忌でもあった。
1961年の3月3日に亡くなっているので、単純に50を足して、来年が50回忌であると勘違いしていたので、私は法事の支度を何もしていなかった。
主人の妹に電話して謝ったら、「お坊さんのお経より、子供のお経の方が親は喜ぶそうだから、これから家でお経を上げようと思う。」と言って、
「そっちも、お経を上げといたら良いやろう。」と、言ってくれた。
お昼に家族みんな揃って仏壇に手を合わせ、
私は「教行信証」と言う浄土真宗のお経を、声を出して読誦の真似事をした。

50年前と言えば、私はまだ中学3年生の時であった。
「チリ地震津波」が襲ってきて、あちこちで被害が続出したので、印象に残っていたが、
それが何年前で何年生の時だったかの記憶は曖昧であった。
中3の時だったと言うことは、先日のチリの大地震のニュースの時に、改めて思い出したのであった。

今回のチリ地震津波は、厳重な警戒をしていたお陰か、大きいものでも1メーター余りで、50年前の津波とはかなり規模が小さかったお陰か、日本での人的被害は0であったそうで何よりの事であった。

しかしアジアの方向に向かわなかった分、チリに津波まで襲って、
地震の揺れと重なって、現地は大変な惨状であるらしい。
ビルの下に埋まってしまった人がどの位有るかも分からないまま、救助作業も思うに任せない状況であるそうであるが、被害の実態が把握できない為、外国からの援助の受け容れも難しい状態なのだそうである。
又、チリ第2の都市コンセプシオンでは略奪が続き、大きなマーケットに略奪者が放火までして、逃げ遅れた奪略者の一部と共に全焼したという。
赤く燃えている建物が、テレビに映されていたが・・・・・

盗るだけでなく放火までとなると、現地の人心のすさみ様が想像されて、被災者はどんなに心細い事だろうかと、心が重くなってくる。

ハイチに続いてチリと、中南米に大きな地震が続いているが、
もし東京にこんな地震が起きたら、どうなるのだろう。
東京に起きても怖いけれど、日本全国に55基有る原発の近くで地震が起きたら、その悲惨さは目も当てられない事になるに違いない。

災害が起きるまで、人はどこまでもノー天気で居られるものの様である。

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