鳩山代表、海自の給油活動延長せず
民主党の鳩山代表は、次の衆院選で政権を取った場合、来年1月に期限が切れる新テロ対策特別措置法に基づく、海上自衛隊のインド洋での給油活動を延長しない方針を示しました。
「(海上自衛隊の給油活動は)基本的に延長しないというのが我々の立場であります」(民主党・鳩山由紀夫 代表)
民主党は去年12月、新テロ対策特措法が成立した際に反対していて、鳩山代表は「基本的には立場を変えていない」と述べ、政権を取った場合、期限の切れる来年1月15日までに、海上自衛隊の活動を終了させる方針を示しました。
その一方で、「外交の継続性は必要」として政権を獲得しても、すぐには自衛隊の撤退を求めない意向も表明し、期限が切れるまでの間にアメリカ・オバマ政権と協議のうえ、給油に代わるアフガニスタン安定のための別の貢献策を模索する考えを示唆しました。
民主党は今週発表した衆院選の政権公約=マニフェストの中で、給油活動の問題に触れなかったことから「方針を転換したのではないか」と与党側から批判されていました。(29日17:28)
民主党は一応筋を通した事になるのだろうか?
しかし海自はすぐには撤退させないで、アフガニスタン安定の為に別の貢献をするとの事であるが、
此れが小沢元代表の言っておられた、ISAFで無ければ良いのだけれど・・・・・
この11月にオバマ大統領が来日される予定だそうだけれど、
民主党政権になっていたとして、日本は此れまでと違った態度を取る事ができるのだろうか?
アメリカは先日中国と経済だけでな、く戦略においても、緊密な関係を約束したそうだから、
日本が独自の立場を主張する為には、チャンスだろうと思われるけれど。
でも戦前のように、ヒステリックになって孤立してしまっても困るし・・・・・
外交と言うのは微妙な調整が必要な事なのだろうから、日本の優秀な頭脳を存分に働かせて、
円満なそれでいて、筋の通った外交を行ってもらえたらと願われる。
天木直人さんを、顧問にでも依頼されるようだと良いのだけれど。
(外相だともっと良いと思うけれど・・・・・)
天木さんのような人材を、何時までも野に置いておくのは、国として勿体ないのではないだろうか。
仰る通り、最初に大胆なチェンジを印象付けた方が、後が遣りやすいかもしれませんね。
中国が1位になるまでは、日本がトップでした。
日本はトップでいた間、米国のポチとして
ずっと言われるままに従ってきました。
民主党は、政権交代後も外交の継続性を保持するため
給油活動などをただちに停止することはない
としています。
しかし、自民党長期政権の間に独自の外交活動など
ほとんど為されて来なかった、という状況を見れば、
大胆な外交戦略のチェンジを印象付けたほうが
内外に好印象をもたらすと思います。