貧困支援チームが初会合=「派遣村」再現阻止へ-政府
政府は29日、失業で住まいを失った人らを支援する「貧困・困窮者支援チーム」の初会合を開いた。昨年末に東京都千代田区の日比谷公園にできた「年越し派遣村」の再現を防ぐため、同チームはハローワークでの職業紹介のほか、住まいの情報提供、生活保護手続きも可能にするワンストップサービスを実現させる方針。今後は地方自治体に対して職員派遣などの協力を要請していくことも確認した。
同チームは、政府が今月23日に決定した緊急雇用対策に基づき設置された。厚生労働、総務、国土交通の各省政務官で組織し、事務局長は「年越し派遣村」の村長で、現在、内閣府参与の湯浅誠氏が就いた。
湯浅氏は会合で、ワンストップサービスについて「失業が原因の自殺、家族崩壊を止めることもできる」と述べ、精神面のケアなども行うようにすべきだと提案。11月下旬に東京都、大阪府、愛知県で試験的に実施し、自治体のほか全国知事会、各地の社会福祉協議会などにも協力を求める方針で一致した。(2009/10/29-17:56)
10月も29日となり、いつの間にか今年も残すところ2ヶ月ちょっととなっている。
去年は年末に派遣切りが続出し、師走の寒空に仕事も住宅も同時に取り上げられた人が、続出すると言うニュースに、心を痛めたものであったが・・・・
今年は年越し派遣村を主催された湯浅誠さんが、内閣府参与に要請されておられたが、今回出来た「貧困・困窮者支援チーム」の事務局長に湯浅さんがなられたそうである。
今年は去年のような事にだけはならなくて済むように、色々と方策を練っておられるとは思うけれど、うまく組織が動いて一人でも多くの人に定職が見つけられ、温かいお正月が迎えられるように頑張ってと、エールを送りたい。
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