アフガン情勢は悪化=世論支持低下懸念も-米軍制服組トップ
【ワシントン時事】米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長は23日、CNNなど複数のテレビ番組に出演し、アフガニスタン情勢について、「(イスラム原理主義勢力)タリバンの攻撃はより高度化し、情勢は悪化している」との認識を示し、「今後12カ月から18カ月で形勢を変えなければならない」と語った。
また、米国の世論調査で、アフガン戦争への支持率が下がっていることについて、「懸念している」と述べるとともに、「わたしはベトナム戦争を経験している」とも語り、世論の支持の重要性を認めた。
一方で、オバマ政権下で、初めて軍事と文民支援によるアフガン戦略を打ち出したことを強調。さらに、国際テロ組織アルカイダについて「米国を攻撃する能力を有し、新たな攻撃をたくらんでいる」と述べ、国民に忍耐を求めた。(2009/08/24-06:40)
ペシャワール会の伊藤和也さんがアフガニスタンで殺害されて1年になる。
現地では伊藤和也さんの追悼の催しがあり、アフガニスタンの大勢の方々が、伊藤さんの為集まられたと、一昨日のニュースで報じていた。
私はこのニュースを見て初めてこの事件のことを思い出したような次第で、
伊藤さんに対して申し訳ないことであった。
それにしても何と色々な事のあった一年だった事だろう。
アフガニスタンの状況は、今やパキスタンまで巻き込んで、去年にもまして惨憺たる情勢だそうで、アメリカも困っているかもしれないけれど、
アフガニスタンの人々のご苦労は筆舌に尽くせないものだろうと、
何年にもわたるご受難に、アフガニスタンの方々に対して、なぐさめの言葉も見つからない。
アメリカは世論の支持が低下している事が分かっていても尚、
この侵略戦争を続ける積りなのだろうか?
アフガニスタンの戦場には、軍事代行会社の人間が、正規軍より大勢派遣されていて、
その会社は莫大な利益を上げているそうである。
(マスコミに載らない海外記事「アメリカ暗殺部隊株式会社」参照)
世界では恐ろしい事が、只今現在も行われているのだと思うと、肝が冷える。
こんな事は一日も早く終わらせたいものであるが・・・・・
故・伊藤和也様のような私心のない、地道な働きかけが、農業・産業の創設こそが、アフガニスタン問題の解決法と思っています。
ニュージーランドが精鋭部隊SASを投入するそうですが、ISAFも疲弊しかかっているようです。
11月に日本で、アフガニスタン問題の国際会議が開催されるようですが、軍事の限界を充分踏まえて建設的な論議がなされることを、今からお祈りしています。
毎日、春夏秋冬を見せて戴くのが楽しみになっています。
身に余るお言葉を頂き、嬉しいような怖いような・・・・・
アフガニスタンの事、仰るように外国の援助をもっと熱心に進めたり、無差別殺人を厳に慎んだりと、アフガニスタン人の気持にもう少し配慮した行動を取っていたら、もしかしたら何とかなったのかもしれませんが、やることなす事最悪だった様ですね。
日本で開催される国際会議で、平和に向かう動きが始まると良いですね。