イリジウム衛星がロシアの通信衛星と衝突,30日以内にスペア衛星を投入
日本デジコムは2009年2月12日,米国のイリジウム衛星(写真)とロシアの通信衛星が2月10日の16時55分(世界標準時)にシベリア上空790kmにおいて衝突し,破壊されたと発表した。同社は,海外向けイリジウム衛星携帯電話サービスを提供している。
今回衝突したのは,米イリジウムのイリジウム衛星(約560kg)と,ロシアの通信衛星「Cosmos2251」(約900kg)である。両衛星とも破壊され,数百の破片が衛星軌道上に散乱したという。これらの衛星より低い約350kmの軌道には国際宇宙ステーション(ISS)があるが,米航空宇宙局(NASA)の発表によると,現時点では衛星の破片による障害の恐れはほとんどないという。
イリジウム衛星携帯電話サービスは,低軌道を周回する全66基のイリジウム衛星で提供されている。今回,そのうちの1基がロシアの通信衛星と衝突した。ロシアの通信衛星は,以前から機能を停止していたという。
イリジウム衛星はサービスを提供している66基以外に,数基のスペアが常に打ち上げられている。イリジウムによると,30日以内にスペアのイリジウム衛星が破壊された衛星の位置に移動し,現状に復帰するとしている。また,静止衛星と異なり,イリジウム衛星は低軌道を高速で周回しているため,一つの地域で長時間サービスを受けられなくなることはない。ただし,一時的に通信できなくなる可能性はあるという。
アメリカとロシアの打ち上げていた人工衛星が、シベリア上空で衝突し双方とも破壊されたということである。
ロシアの通信衛星は既に、役目を終わったものだったらしいけれど、
アメリカのはイリジウム衛星という携帯電話用の衛星として、現在使用中のものだったそうである。
でも66基の内の一つだそうであるから携帯電話サービスに支障が来ることはほぼ無かろうとの見通しのようである。
地上で何かと衝突がささやかれている両国のことだけに、
あの広い宇宙でまで衝突するとは!!との思いが先に立ってしまう。
こちらのブログの「誰も語らぬオバマ景気対策法案から見える次の潮目」によると、オバマ大統領の景気対策予算案が通過したそうであるが、およそオバマ大統領のイメージとは違う政策が、仄見えているらしい。



今回の景気対策法案によって大いに沸いているのがいわゆる「国土安全保障ビジネス」の関係者たちだ。なぜなら、今回の法案の中で470億ドルの予算がとりわけ「空の安全」と「国境警備」の二つを対象として国土安全保障省に割り当てられているからである。公共投資によって需要を喚起し、それによって景気全体を回復させるのが景気対策法案の目的である。だが、見方を変えればこれら二つの分野についてこれから“需要”が発生するということを意味しているわけであり、しかもいずれも最終的に「平時」とは全くかけ離れた事態に焦点となってくる分野なのだ。その意味で、今回の景気対策法案を支持しつつある米国のエスタブリッシュメント層が一体どのような「非常時」を想定しているのかに注目が集まっているのである。
(引用終わり)
キルギスの空軍基地がアメリカからロシアに借り手が移ることに決まって、
一方的に更新を断られたアメリカが、どう出るかと注目されている時ではあるし、
今回の人工衛星の衝突事件は、
「今世界は細心の注意の必要な時である。」という宇宙からの忠告であるのかもしれない。
よく晴れて三月中下旬並みの暖かさという報道が、嘘でないと実感できるお日和でした。

オバマは今までの所、共和党懐柔、民主党保守派の懐柔とにエネルギーを使っているようです。レーガン以降資本、権力を取り戻した極保守勢力(キリスト教勢力、ネオコン、金融資本等)を無視する事が出来ないのでしょうね。ジャーナリストにも中央情報局のメンバーがいたことがあり(オペレーションモッキンバード。もうやめたと言っていますが疑う人が多いようです)然も、大統領は独裁者ではないので自分勝手には出来ないのでしょうね。
民主党のデニスクセネッジはオバマより米国民の為の政治をする政治家で良い人ですが、若し彼やラルフネーダーが大統領になっていたら保守派の反対が強く政府は機能しなくなる可能性があるのです。だから、現在のアメリカでオバマが最善の妥協候補だったのです。妥協候補ですから我々には金融資本の為の政治の様に見える訳です。アメリカのお金はそもそも民間銀行(準備)が発行し政府が其れを利子を払って借りて市場に投入すると言う方法だそうで、全て金融資本の言いなりになっている様な機構になっているそうですから、一人の大統領にスーパーマンの様な活躍は期待できないのでしょう。ただ一つの方法は市民が街頭で反政府デモンストレーションで政府をコントロールする事です。ニューディールで有名なルーズヴェルト政権は頻発する米市民によるデモが無ければやはりあの様な比較的進歩的な政策は採らなかっただろうと言われています。やはり市民の主権に対する自覚ですね。
アメリカは日本以上に、いろんな勢力のくびきがきついのでしょうね。
外国情報を書いておられるブログの中には、
オバマが閣僚を選んだのではなく、彼らがオバマを選んだのだという意見があるというのもありました。
妥協しているのか、妥協を演じているのかは、永遠に藪の中という事なのでしょうが。
いずれにしても、仰るとおり、
以外には方法が無いのかもしれませんね。