私たちの生活の中で、様々なモノの
サイズや性能基準、品質を決める
「JIS(ジス)」「JAS(ジャス)」
をご存知ですか?
安心して住むことができる家を
建てるためにも、「JIS」「JAS」
の規格は大きな役割を果たしています。
今回は、「JIS」「JAS」とはどんなものか、
住宅との関係性についてをご紹介いたします。
■JIS
JIS(ジス)とは、日本産業規格
(にほんさんぎょうきかく)の
英語表記 Japanese Industrial Standards
の頭文字を取ったものです。
1949年に制定された産業標準化法に基づき、
産業製品、データ、サービスに対する規格です。
鉱工業品の種類、形状、寸法、構造
などの規格を標準化し、品質の改善を
はかることを目的としています。
例えば、蛍光灯のサイズや消費電力は
JISで規格が決まっています。
そのため、その規格表記を確認すれば、
安心して使用したり取り換えたりする
ことができるのです。
JISマークは、国に登録された登録認証機関
から認証を受けた事業者だけが、認証を受けた
鉱工業品などに対して表示することができます。
■JAS
JAS(ジャス)とは、日本農林規格
(にほんのうりんきかく)の英語表記
Japanese Agricultural Standard の
頭文字を取ったものです。
1950に交付されたJAS法、農林物資の
規格化等に関する法律に基づき、
農林水畜産物とその加工品の
品質を保証する規格です。
規格に合格した製品にはJASマーク
と呼ばれる規格証票を付けて出荷・
販売することが認められています。
さあ、これらが住宅の関係で
どのような役割を果たすのか、、
続きは次回