耐火建築物とは、建築基準法
で定められた、建物の主要構造部
(柱、梁、床、屋根、壁、階段など)
に耐火性能のある材質などが
使用されている建物のこと。
これらの部分が、少なくとも
建築物の利用者が避難するまで
の間は倒壊することなく性能を
維持することができ、近隣への
延焼を防げるのが条件になっている。
防火地域の耐火建築物、
準防火地域の耐火建築物
および準耐火建築物のメリットは
建ぺい率を10%上乗せすることが
できるというもの。
その分、ゆとりある
空間づくりが可能となる。
特定行政庁の指定する街区
の角にある敷地に存する
建築物においても同様に
建ぺい率10%が緩和されるため、
両方を満たしている場合は最大
20%の緩和となる。
また、防火地域の耐火建築物、
準防火地域の耐火建築物
および準耐火建築物は建築
エリアや行政により多額の
助成金が出るケースがある。
計画をする際には色々と
調べましょう!