【第896回】スクラップアンドビルド...

戦後の国土荒廃...

そうです。。

山から木を取りだす手段も、

まともな木もない。その上に

腕の良い職人も失い...

それでも焼け野原のバラック

住まいを解消する為、一戸でも

多くの住宅を廉価に早く供給

しなければならないと言う状況

で「最低限の基準」を満たした

だけの住宅が全国で建てられました。

その結果、高度経済成長に合わせて

スクラップ＆ビルド方式で多くの

家が建てられました。

そのような家は、もったいないから

住み継げたいと考えても、何の

長寿命対策もとられずに建てられた

家がほとんどなので、基礎の造り方

も貧弱ですし、耐震性の問題もあれば、

断熱性能や気密性も低く、光熱費や

メンテナンスばかりが掛かる状態です。


「いや、うちの土台は防腐防蟻処理を

してあるし、シロアリ駆除の薬剤も

塗布しているから、大丈夫だ！」

という方もいるかもしれません＾＾；

しかし、その薬剤の効果は...

続きは次回。