本日は中野区解体開始となります。
さて、前回の続きです。
今、苦戦している工務店に共通するポイントは、
1組のお客様にヒヤリングをじっくりと行い、
家を建てる気持ちに持っていかなくとも、
商談に困らないくらい集客がここ1~3年
好調だった、ということです。
お客様がたくさん来て下さったので、
じっくりと接客しなくとも、商談に困らなかったので、
次第にヒヤリングやフォローが雑になっていった、
といった方が良いでしょう。
集客が多くなると、どうしても接客も、
その後のフォローも雑になりがち。
1組1組のお客様とじっくりと向き合い、
その時は建てるという決断とならなくとも、
良好な関係を構築し、定期的に情報をお届けし、
その方が家を建てる環境になれば、
戻ってきていただく。
そんな信頼関係をお客様と結べている
スタッフは、正直、あまり新規の集客数に
左右されずに、コンスタントに契約を
取り続けてくれたりするのです。
集客はとても大切なことですが、
集客に頼り切った形で経営を考えるのは、
ちょっと危険な時代に入ったような気がします。