初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第493回】リフォームで最も気をつけること。

前回の続きです。

皆様はリフォームで地盤改良という事を聞いた事は

御座いますか?←無いと思います←だったら聞くな!

地盤沈下は、地盤が圧縮され、沈んでいく現象で、

典型七公害の1つです。

地盤沈下が起こる原因としては、もともと水田だった

土地や干拓地などの軟弱地盤の場合や、土中に異物が

入っている場合など様々な例があります。

このような土地に建築物が構築されると地耐力を超えて

荷重がかかるので地盤沈下が起こることがあります。

また、場所によって沈下量がことなる地盤沈下を不同沈下

もしくは不等沈下といいます。

このような場合、建物が傾いたり路面に凹凸や亀裂を

生じるなど、地盤沈下の中でも大きな問題となっています。

具体的に、建物が傾けば、「建具や窓が閉まらない」

「壁にヒビが入る」「基礎にヒビが入る」など耐震性にまで

関わる家の問題が起こることや、住む方にとって不便で不快

なだけではなく体調に変調をきたす例もあります。また、

建具が閉まらないなとという事象の8割は地盤からともいわれて

おります。

何を言いたいかと言いますと、リフォームでは地盤において

はほとんどスルーされている事実があります。築25年の建物

であれば、25年も前に地盤調査をして家をつくっている方は

ほとんどと言ってよいほど、いないという事です。つまり、

リフォームで最も気をつけるべきは、地盤といことになります。

建て替えの半分の費用で収まったと喜んでは

いられないそんな状況も実ははらんでいるのです。

こちらを参考にして下さい。

如何でしょうか?ではまた。
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