【第494回】ランニングコストはリフォームできない！

もうひとつリフォームで重要な事は、

温熱環境です。ほとんどの方は、

「はぁ～？」って感じなんでしょうね＾＾；

「エアコンがあればもそう大差ない

じゃんけ！」と本気でそう思っている人が

多い事多い事。ですから、温熱リフォーム

を選ばれる方がとっても少ないという

実態があります。外気温がマイナス10度

を2週間前後に渡り超えるところは、寒さが命取り

になります。ですからリフォームでも意匠的な

部分より体感的な部分をまず真っ先に手をつけます。

つまり断熱改修から取り組むという寒冷地で良く

見かけるリフォームは自分達の代だけとりあえず

持てば良いという発想では無く、後継者がその家を継ぐ

という選択肢を必然的に残してあげることもに繋がって

おります。この家を継ぎたいと本気で思わせる為には

意匠的な部分だけではなく、快適さはとっても重要な

要素になるはずです。

築25年の家をリフォームする。結構なことです！しかし

そこに温熱リフォームが無ければ夜の寝苦しさや

この時期忘れてしまった冬の寒さはエアコンでしか

対処出来ないという寂しい結果に繋がります。

つまり、ランニングコストをリフォーム出来ていない

のです。このような事実を見ないようにして事を前に

勧めている現実がちょっぴり寂しい思いませんか？

リフォームをお考えの皆様、断熱材の入れ替え本気

でお考え下さい。快適さが違いますよ＾＾