初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第487回】外付けブラインド

本日お客様からの問い合わせで初めてその存在を

知った、”外付けブラインド”をご紹介します。

では、いきます。

空調のない昔から日本人は、夏の太陽光対策として

住まいの南や西側の窓にすだれやよしずを立てかけて、

室内が暑くなりすぎないように工夫してきました。

いくら室内のブラインドやカーテンで光を遮っても、

ブラインドやカーテン自体が太陽光で暖められて

どんどん熱を発生させてしまいます。

冷房を使いながら、同時に窓際で熱を発生させていて

はとても非効率的です。だから夏の太陽光は窓の外で

遮るのが、いちばん効果的なのです。


日射を窓の外で遮る外付けブラインドは、

太陽光エネルギーの透過率が10~20%と低く熱エネルギー

の流入をカットし、室内の気温上昇を防ぎます。

日除けのない普通ガラス(シングル)のエアコン稼働率を

100%とした場合外付けブラインドは25%にとどまり、

室内ブラインド(75%)と比較しても稼働率は約3分の1に下がります。



夏は外付けブラインドでしっかり太陽光をカットし、

室温上昇を防ぐことで冷房費も節約でき、

「がまんしない快適エコ生活」を実現できます。

環境先進国ドイツでは、冷暖房エネルギーの節約が建物から

排出される二酸化炭素の削減にもつながるため

外付けブラインドはすでにスタンダードな設備

として定着しています。

夏の暑い日本でも、今後の活躍が期待されるアイテムが

緑のカーテンと共にこの外付けブライドに

なるかも知れませんね^^
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