【第45回】仲間

　年末恒例行事と言えば、忘年会。昔の仲間と飲む酒はとても美味い＾＾
特に高校生時代の仲間とは思い出も沢山在り、年に1回この忘年会で顔を合わせるのが本当に楽しみで
お互いの近況を話したり、仕事の悩みからの励ましなど様々。

　年を取るにつれ皆、仕事も熟成され始め楽しんでいる様子、部下を持ちそんな中での
喜び、戸惑いを赤裸々に話をしてくれる。

　そんな話を聴いていて、ふと思い出したのが前身のサンワホーム時代の頃だった。当時27歳
とまだまだ仕事が面白くなりだした頃、静岡の三島へ新卒初の営業所所長として赴任した時の
事だった。

　部下を多い時で5人任され、既にアップアップで上長としてはとても頼りなく思えたであろう（笑）
ただ、仲間に恵まれなんとか頑張り数字を出していた。当時営業部門で2人の新卒者（25歳）には
特に念入りに営業手法などを教え込ましていた。

　当時は、ご契約戴いたお客様の根本原因がそれ程自分自身で理解していなく（勉強不足で・・・汗）
又、部下のパーソナルも深く理解しない中での教育だったので一方通行だったように思う。ただ
一生懸命私についてきてくれていた。こちらも一生懸命になり、寝食を共にしながら色々と語り合った。

　そうすると不思議な現象が起こるのが分る。目的集団として同じところを目指しているので価値観が
ガチッとあってくるのである、それは家族以上の繋がりを感じることもしばしば、この人が何を考えどんな悩みを持っているかが
おおよそ理解出来るのである。それは愛情にも近いものが在り、人を育てるのっていうのは本当はこういう
感情が必要なのだなっと思った時でもあった。

　そして、今、そのような感情の葛藤をしている仲間を見て、何だかうらやましいと思ったり、大変だけど
頑張れよっと思ったりしている自分が俯瞰的に当時を振り返れる程、整理が出来ているところを見ると
いよいよ自分も醸造が深まっているなと感じだ飲み会でした。

よしっ頑張るぞ！！！