初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第3021回】答え合わせ

今年から仕事始めは1月5日です。

年末年始、ゆっくりできるという

のはいいものですね、、

 

三が日は色々と物思いにふけたいと

思います。

 

2022年を振り返ると、

住宅業界では平均受注単価税別

2500万を超えている会社は、

業績も堅調のようです。

 

特に3000万を超えている会社は、

過去最高の業績だったりと、絶好調

の様子。

 

建物だけで3000万以上を出せるお客様は、

世帯年収もやはり良いので、

多少の物価高であっても、

家を建てるモチベーションが

下がらないのですね。

 

そしてしっかりと情報を収集・分析し、

真面目に家づくりに取り組み、

企業として信頼できる会社、

更には人として信用できる営業マンに

家づくりを託すのです。

 

私の個人的な考え方は、

価格を安くして簡単に売れる商品を開発すると、

営業マンとして成長しなくなる。

 

人が成長しない組織は、

優秀なスタッフさんから退職していくし、

お客様の要望が年々高くなる中、

どこかの段階でお客様のニーズを満たせなくなる。

 

すなわち、簡単に売れる商品やしくみ

をつくることが、長い目で見れば、

会社の組織力が弱くなる。

 

つまり、

デザイン性を高め、性能を高め、仕様を高める。

 

そうすると、付加価値をお客様に

理解していただくために、

こちら側が勉強しないと

全く価値が伝わらない。

 

その困難を乗り越えた先に、

会社として、スタッフさん個々として

の成長があり、長期的に強い会社に

なっていく、と思っています。

 

ローコスト化を提案したり、

建売をガンガン増やしていく、

という会社の頭打ちが目に見えています^^;

 

こうした経営方針の答え合わせは、

10年単位で見なければできない訳ですが、

高付加価値化に取り組んでいる会社や人は、

この路線に取り組んで良かったと思える

時間が今後は増えると思います。

 

先進国は所得の二極化が進み、

更にAIやロボットの発達により、

二極化のスピードがより進むのです。

 

安易にローコストに走った会社さんの

経営方針の答え合わせがこの2~3年で出来る、

と個人的に思っています。

 

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