初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第651回】『相互互換・相互補完』

前回の続きです^^

私達のコーチはサッカーを知っているという

感じでは無かったのです。ですから技術、戦術面

は何一つ教えてもらえませんでした。

しかし、人間的な部分に対してはとてもうるさかった

のです。

例えば、個人がミスする事に対しては、怒らないのです

が、ミスした味方をフォローしなかったときは、

こっぴどく怒られたものでした。


この価値観でサッカーをやっていたモノですから

自然と仲間を思いやる気持ちや丁寧なパスを出そう!

ミスしそうな奴には誰か一人、確実に1人フォローに

向かうなどという行動が染みついておりました。


ですから、対戦チームとの声掛けは全く違うもので

相手は、『何をやっているんだ、早くこっちにパスを出せ』

とか、シュートを外したメンバーに、

『決めろよ~』という声に対して、


『OK、こっちは任せて』とか、シュートを外した

メンバーに対しては『次は決めていこう!』という

声掛けが多かったのです。


ときどき、他チームの監督から、このように育てる

には、何が必要ですか?などと、コーチが聞かれている

事がしばしばあった事がありました。

(現在のフットサルでも高校生相手に負けない

のは、フォロー体制があるからだと思います。)


今は助けあいが上手な組織だけが成長する時代です。

メンバーの足りない所の補い合いが上手な組織が

永続的に成功を収めます^^


『相互互換・相互補完』簡単なようでとっても難しい

このお題を自分達のモノにして行きたいですね!


皆様の組織は出来ておりますか?
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