私達のコーチはサッカーを知っているという
感じでは無かったのです。ですから技術、戦術面
は何一つ教えてもらえませんでした。
しかし、人間的な部分に対してはとてもうるさかった
のです。
例えば、個人がミスする事に対しては、怒らないのです
が、ミスした味方をフォローしなかったときは、
こっぴどく怒られたものでした。
この価値観でサッカーをやっていたモノですから
自然と仲間を思いやる気持ちや丁寧なパスを出そう!
ミスしそうな奴には誰か一人、確実に1人フォローに
向かうなどという行動が染みついておりました。
ですから、対戦チームとの声掛けは全く違うもので
相手は、『何をやっているんだ、早くこっちにパスを出せ』
とか、シュートを外したメンバーに、
『決めろよ~』という声に対して、
『OK、こっちは任せて』とか、シュートを外した
メンバーに対しては『次は決めていこう!』という
声掛けが多かったのです。
ときどき、他チームの監督から、このように育てる
には、何が必要ですか?などと、コーチが聞かれている
事がしばしばあった事がありました。
(現在のフットサルでも高校生相手に負けない
のは、フォロー体制があるからだと思います。)
今は助けあいが上手な組織だけが成長する時代です。
メンバーの足りない所の補い合いが上手な組織が
永続的に成功を収めます^^
『相互互換・相互補完』簡単なようでとっても難しい
このお題を自分達のモノにして行きたいですね!
皆様の組織は出来ておりますか?
最新の画像もっと見る
最近の「価値観」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事