日本家屋は日本の気候、風土に合った作りになっていて、その地域独自の工夫が凝らされてきました。雪が多い地域では屋根から雪がなるべく下に落ちてくれるように屋根の傾斜がかなり急になっていますし、湿気が多い時期には湿気を放出し、乾燥する時には湿度を保つ木材が利用されているなど、様々に工夫が施されてきたのです。障子、土壁、畳、そして石などを利用している住宅は優しさ、柔らかさを感じます。続きは次回。