初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第739回】2:6:2

「2・6・2の法則」って聞いたことあります?

人間が集団を構成すると、

『優秀な人が2割、普通の人が6割、

パッとしない人が2割』

という構成になりやすいという法則。

例えば、集団で何らかの活動をすると、

2割の人が、率先してリーダーシップを発揮し、

6割の人が、そのリーダーシップに引っぱられて働き、

2割の人が、足を引っ張る。

という傾向があるといいます。

次に、その2割のサボった人達を除いて、

残りのメンバーだけで同様の活動をすると、

やはり、メンバーの中の約2割の人が、

新たにサボり始めます。

逆に、サボった人ばかりを集めてグループを作り、

活動をさせると、その中の約2割の人が

リーダーシップを発揮し始め、

6割の人は、それに引っぱられて動き始めるそうです。

これは、優秀な人ばかりを集めてグループを

作った場合も同様で、6割は普通に動き、

2割はパッとしくなるといいます。

スポーツの世界でも、お金をかけて

スタープレイヤーを集めても、

ズバ抜けて強いチームができるわけではない

というのはこういうことなのでしょう。

逆に、スタープレイヤーを引き抜かれてしまったチームには、

次のスタープレイヤーが出てきたりします。


JALの再建に多大な尽力を費やした、京セラの

名誉会長、稲盛和夫さんも言っておられます。

『何処の国をみても、治安を守る警察がいて

その治安維持の為に安定した生活を望む一般の人

がいる、そしてその治安を乱そうとする悪党がいる。

世の中、絶妙なバランスではないでしょうか?』と。


時には自分が2:6:2のどこに位置するのか?

を考える事も必要です。

自分は”6”と思っていたけれどもある意味”2”だったなと

感じる事が出来るかも知れません。


自分を変える。組織を変える。……と考えたとき、

普段触れている「空気」を変えることがとても重要です。

過去の歴史によって淀んでしまった「空気」は、

なかなか変えられません。

外に存在する「空気」をうまく取り入れていくこと

が重要と考えます。


つまり...

何処まで行ってもあるべき姿を追い求めていく

姿勢が自分達をより健全な組織へと発展させて

いくのです!


さぁ、次の一歩へ。。
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