朝晩が心地よい気温となって
参りました^^
さて、前回の続きです。
実は2020年民法改正に伴い
省エネ基準義務化の見直しが
されたことはあまり知られて
おりません。
国では長期優良住宅制度を確立化
したなかで、満を持しての省エネ
基準義務化だと感じております。
何を言いたいかといいますと、
省エネ基準の義務化に伴い
断熱材の長期性能JIS制定の
機運が高まっているという事です。
つまり、断熱材の25年後の状態
(経年劣化)を数値で表して
くださいという時代を国が
つくろうとしております。
しかしながら、断熱材の長期性能
JIS制定をしていくとなると
住宅業界でも長期性能維持
をクリアできる会社は一握り
になってしまいます。
ただ、省エネ基準は確実に
義務化に向かい動いて
おります、その証拠にZEH
やLCCM住宅といった
高性能住宅も補助金等と
相まって普及して参りました。
一方で持続可能な建築
(サスティナブル建築)として
目指されてきたわけですが、
設計時から大きく省エネ
性能が低下してしまうものを、
果たしサスティナブル
建築と呼んでよいものなのでしょうか。
設計時の省エネ・健康・快適を
出来るだけ長期に渡り
担保するためにも今後、
長期性能を考慮に入れた値の表示
がされる必要が確実にありそうですね!
今後の展開が楽しみです^ ^