初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第156回】ヒノキチオール(フィトンチッド)

 本日はGW最終日^^おかげさまで去年と同じくらいの来場を戴けました。
受付キャストの皆様、協力頂いた業者様、着ぐるみのアルバイトの皆様、お疲れ様でした。
 また、お盆休みの際にはよろしくお願い致します....笑

 さて、第154回でご紹介した、”木曽ヒノキ特有の赤ちゃんにとってとても良い、優しい家づくり”
のお話をする前に....

 皆様、木曽檜の効果・効用はご存知ですか?以外に知られていない効果もありますので、簡単に
ご紹介いたします。

 まずは、防蟻性です。”ひのき”という材料は独特の香りから人にはリラクゼーション効果を
与え、健康グッズにもなっている位なのですが、その根源となるヒノキチオール(フィトンチッド)
と言われる成分はオランダ語で「虫を殺す」という大変過激な呼び名です。

 檜は、日本にしか分布しておらず、北は福島、南は九州までの限られた固有種です。日本の夏は
湿度が大変高く、東南アジアの気候とそう大差ありません。それ故、木材が腐りやすいのです。

 檜はそのような環境から、身を守るべく抗体をつくりました。それがヒノキチオール(フィトンチッド)
なのです。(ですから、北欧の湿度が低く、木材を腐らせる要因を持たない環境下で育った木材を日本に持ち込み
土台・柱に使用するのは大変危険な事なのです。←意外に知られておりません。)

 そして、このヒノキチオール(フィトンチッド)、虫には厳しいのですが、人間にはとても優しいのです。
特に乳幼児にはとっても....

 次回を楽しみにしてください。  
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「もりぞう」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事