トリノオリンピック代表はほとんどの競技で決まり、残りは、スキージャンプとスキーモーグルの里谷選手がどうなるかですね。
その選考対象となるワールドカップのジャンプ週間が終わった。岡部選手(雪印)が4・10・8・6位と結果を残した(総合で6位)。この成績は大変なものなんですが、以前は表彰台が当たり前になっていたので、評価してくれないのは残念です。
他の選手は、葛西・伊東(土屋ホーム)も調子を上げてきている。
ユリアンティラヘッドコーチは、6名の派遣を決めているようだ。上記の3名は問題なく決まるであろう。
残りの3人。今週末にスロベニアで行われるコンチネンタルカップの成績が重要なポイントになろう。ここで表彰台に乗れば決まる可能性が大である。
もしここでの成績があまりよくなかった場合は、国内での成績も考慮されるはず。いずれにしてもあまりスキッとしない。
岡部・葛西・伊東の3選手が、ジャンプ週間の時期に調子を上げてきたという事は、オリンピックに向けてとてもよいことである。いわゆるピーキングという話になるが、良い状態は長くは続かないものである。大きな大会後のインタビューで「1週間前は絶好調だったのですが」とか、「調整に失敗した」という事が良く聞かれる。
スキージャンプ競技の場合、年末年始のジャンプ週間で調子が良かった選手がオリンピックでもメダルと取っている傾向がある。そういう意味でも、今後の調整がしやすくなるのではないかと考えられる。
いずれにせよ、代表選手発表が楽しみである。
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