昨年は久々にカゴ釣り用の多くの仕掛けをロストしてしまった。根掛り、高切れなど。
会社の友人に沢山カゴを戴いたが残りわずかとなってきた。久々に自作することにした。
カゴには一発カゴと中通し(イレクタ)カゴの2通りを魚種ターゲット別に使い分けているが、今回は両方作成することにした。。
先ずは一発カゴの作成
準備部材:Φ32mmステンパイプ3~4cm、スリット有り 各1個、(90cmx32mmステンパイプをパイプカッターで切断。ホームセンターで購入)
:計量スプーン大中小の中サイズ(ダイソーで販売)
:プラスチックカゴ(釣具屋) 32mmのステンパイプがぴったり挿入できるタイプ
:ステン棒各種 、その他小物
中スプーンの柄の部分を蝶番に出来る長さでカット。ペンチで曲げていき、蝶番部分に内径1.3mmのステンパイプを巻き込む。
内径1.2mmのステン棒を挿入し、Uの字に曲げ加工し、Φ32mmステンパイプに半田付けする。この時に、スプーンの蝶番の部分が抵抗なく開く(回転)することを確認しておく。
プラカゴを取り付ける前に、Φ32mmステンパイプ3~4cmとスリットを入れたパイプを2重に重ね、隙間を半田付けし、希望の重さまで半田盛りする。蝶番の反対側にはスプーンの開閉を引っ掛ける部分を小スプーンの柄を適当な長さに切断し半田付けする。
プラカゴとΦ32mmステンパイプの固定は特にしないで半田盛りで抜けないようにする。プラカゴの代わりに鳥かごのようにステン棒で鳥かごを作成しても良いが、プラカゴの方が簡単にできるのでおすすめ。プラカゴ上部の穴の部分は指で開閉を調整できるようプラカゴをカットして入れ込んでおく。
スプーンの開閉をロック(引っ掛け)部分は隙間をできるだけ少なくし、かつ、しっかりロックでき、着水時に容易にロックが外れるように微調整する。
プラカゴの上部には浮力の素材とスナップ通し用の輪をプラ棒(内径1.3mm)を埋め込み、固定する。その後、ステン棒を通し、スナップ通し用の輪を作る。
中通し(イレクタ-)カゴ
準備部材:イレクター(J-50B) 2個 (矢崎総業製)
:カゴ上下接合部の下台(J-110A) 1個 (矢崎総業製)
:錘付きステン棒 (購入または自作:自作は別途)
:プラ棒 、その他小物
下カゴ部分のイレクター(J-50B)をパイプカッタ-で切断し、胴の部分をもう一つのイレクター(J-50B)にサンアロー接着液で接着する。
下カゴ部分はイレクターに錘が収容できるようにとがった部分をカットし、ドリルと鑢で加工していく。
下カゴの接合部の下台(J-110A)を輪切りにし、長さ調整後イレクターに嵌め込み接着する。センターには錘付きステン棒が通せるプラ棒を通して、接着しておく。
イレクターの外形補正や厚みを薄くするため、ドリルや旋盤で上および下イレクターを回転させ、サンダーリングする。