半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

WRCラリーの世界

2018-03-25 21:48:05 | 日記
一般道を通行止めにして、一定時間をおいて一台ずつスタートしていく。
走行する車はWRカーという、規定の中で改造された1600ccターボ。

砂があろうが雨で濡れようが雪がつもっていようが全開ですっ飛ばす。
そのスピードは良く言われる頭のネジが飛んでいるような勢いだ。

一般道で田舎の道なので2台すれ違うのがやっとな幅の所だから、
当然勢いが付きすぎて道路から出ちゃったりする。
木にぶつかれば車が壊れてリタイヤだけど、
道路から草むらに突っ込んだ程度ならそのまま走り続ける。

転がってひっくり返っても観客が寄って集って起こす。
観客が手伝うとペナルティになる事が多いらしいけどお構いなし。

この観客が他のスポーツとは違う所で、どこで観ていても自由。
走ってくる車を塞ぐように観客が集まってもドライバーはアクセルを緩めない。
絶妙なタイミングでギリギリ避ける人もいる。
まあ跳ねちゃっても確か観客の自己責任だったと思う。

だからコーナーの外側にいると車が曲がり切れずに来る事がある。
実際事故で亡くなる観客もいるそうだ。

今期は日本の車はトヨタのヤリス(ビッツの海外モデル名)だけで寂しい。
最近は韓国のヒュンダイが早い。ドイツのチームとしての参加のようだ。

狭いコーナーをタイヤを滑らせて正確に曲がって行く姿がしびれる!
早く日本のメーカーも再エントリーできるといいんだけど。