半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

十人十色 おすすめを拒絶される悲しさ

2020-03-28 21:55:54 | 日記
ああ、始めにこれだけは言いたい。
不安な気持ちも分かるけど、買い占めはやめてくれ。
人から聞いた噂では、毎日朝からスーパーに並んでトイレットペーパーを買っている爺さんの話を聞いた。
他の人も必要なんだ。とりあえず買っとけみたいのは十分買い占めだよ。

知人が映画のDVDを買ってきて、自分が観て面白かったのは貸してくれた。
するとなんだろうね、「ずいぶんこれを推していたけどおれ的にはそれほど」みたいのがある。
ありがとう、面白かったよと返す時には言うんだけど、正直それほどか?と思ったりする。

アニメでもかなり好みが合う後輩がいたんだけど、5作に一つぐらいお互いの好みが合わない事がある。
自分が自信満々でこれ面白いと思わない?と聞いて、相手からけなされるとつらい。
今まで辛かった一言は、「いかにもオタクが好きそ~な感じだ」と言われた事かな。

大体そいつはこれは映画、アニメ、マンガ、ドラマだからそういうもんだろう?というのを受け付けない。
ストーリーの中で、どうしてそうなったのかが描かれてないと、ああだめだこりゃとなってしまうのだろう。
歩道橋の上から人が車に曳かれたのを見て、ダッシュで降りて来たら車も曳かれた人もいなくなってるみたいな。
(これが何か分かる人は50代以上だな)
そんな短時間に曳いた人を車に乗せて逃げるなんて無理じゃん?でもドラマだからさ。割り切らないと。

心に刺さるモノが人によって違うんだろうね。
おれの場合人気が急に出たものって拒否反応が出ちゃう。しばらく見ない。
でもみんなが良いって言うものはだいたい理解できるし、実際おもしろい。

国は嫌いなんだけど冬ソナも見た。日本の昭和のドラマみたいな感じが中年以降に受けたのかも。
さっきみたいな矛盾しているような事、二人がギリギリですれ違ってもお互い気が付かない事、
ヒロインが白血病で死ぬなんていうのも多かったね。あ、これ日本のドラマもそうだった。
昭和後半はそのパターンに視聴者が「また死んじゃうんでしょ。」と飽きはじめた。

しばらくドラマは低迷したが、熱血モノが受け始めて「あんなに泣くのは芝居がくさい」と言いながらも泣かされていた。
おれが子供の頃は青春をテーマにしたドラマも流行っていた。流行は繰り返すんだね。

人の好みなんてそんなもんだから。色眼鏡を通さずにみてみよう。