半世紀を彷徨う

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本当に来るのか? 電気自動車の世界

2021-03-17 21:51:58 | 日記
走っている車の1/3くらいがハイブリッド自動車になってる気がする。
自衛隊の最新鋭イージス艦はぐろもガスタービンエンジン2基+モーター2基のハイブリッド。
いきなり全部の車がハイブリッドになる事はないだろうけど、電気自動車に代わる日は遠くなさそうだ。

今までのバッテリーは鉛の板に希硫酸と比重が高い物でできているのですごく重かった。
充電するのも長時間を要する。車のガソリンを入れる時間とは比べ物にならなかった。

バッテリーもリチウムイオン電池より短時間で充電(10分程度)できて航続距離500km、
爆発などの危険も無い全個体電池に変わってきそうだ。
初めは車体価格も高いだろうが、普及するにつれコストは下がってくるだろう。

でもね、思ったんだけど今の車が大量に電気自動車になったとして、
充電するための電気はどう発電するんだろうと。
今の日産リーフでも家庭の電気をしばらくまかなえるほどの充電能力だ。
日本の車のほとんどが電気自動車になったら?どこから電気を持ってくる??

車単体の走行にはCO2を出さない。でも大元の電気はどう発電する?
今のように原子力がほとんど停止していて、火力発電(特に石炭の)で生活しているのに、
電気自動車のために火力発電しているようじゃ本末転倒。

トヨタの水素を燃やす燃料電池車も車だけなら走っても水ができるだけ。
でも水素を作るコストが安い方法って化石燃料を燃やす方法らしいんだ。
水素で走る車は高く、水素ステーションも少ない。
急速充電などのインフラが整わないと本格的な普及は難しい。

全国の電気を風力発電で賄うのもコスト的に見てどうなのか。
この先の発電はどうなっていくんだろう。