会社の定例会議が嫌いだ。
嫌いだと言った所で出ない訳にはいかず
出て嫌な顔をしていた所で
会議が早くに終わるわけでもない。
そこはいっぱしの社会人らしく
開始時間には着席し、メモと計画書を見比べながら
なるほど顔で頷いたり
適当なリズムで相槌を打つくらいの振る舞いはする。
携帯はマナーモードだ。(当たり前)
そんなにやる気を見せているのに
私の魂は会議の間中、どこか逃ようにげようとしているらしい。
眠気は全然なかった。
なのに話題に合わせて相槌を打っていたら
瞬間見事に眠りに落ちて 机に頭をぶつけた。
犬のように頭を振って、体勢を立て直す私を
隣の社長が見ていた。
私は気付かぬふりをして相槌を続投しながら
のど飴の包みをむいていた。
その後飴を頬袋に入れ
「しまっていこう!」みたいな顔をしていたが
みんなは多分騙されていないだろう。
私のやる気は基本的に上げ底だ。
嫌いだと言った所で出ない訳にはいかず
出て嫌な顔をしていた所で
会議が早くに終わるわけでもない。
そこはいっぱしの社会人らしく
開始時間には着席し、メモと計画書を見比べながら
なるほど顔で頷いたり
適当なリズムで相槌を打つくらいの振る舞いはする。
携帯はマナーモードだ。(当たり前)
そんなにやる気を見せているのに
私の魂は会議の間中、どこか逃ようにげようとしているらしい。
眠気は全然なかった。
なのに話題に合わせて相槌を打っていたら
瞬間見事に眠りに落ちて 机に頭をぶつけた。
犬のように頭を振って、体勢を立て直す私を
隣の社長が見ていた。
私は気付かぬふりをして相槌を続投しながら
のど飴の包みをむいていた。
その後飴を頬袋に入れ
「しまっていこう!」みたいな顔をしていたが
みんなは多分騙されていないだろう。
私のやる気は基本的に上げ底だ。