「●●君、ちょっと」 と
少々改まった感じで社長に呼ばれた。
以前社長と話していた時、冗談ぽく提案した事柄があったが
なかなか面白いと思うので三月度の会議で発表するように、
という事だった。
どこの会社も同じだと思うが
企画の発表は大変面倒くさい。
資料を山ほど作らなければならないし、その資料には
図を大量に入れないとすぐに「わかんない」って顔をされる。
でも手元の資料ばかりあっても見てもらえないので
パワーポイント等での説明も必要になってくる。
準備段階が大変なのだ。
普段は発表側(店舗側)ではなく、聞く側(本部側)なので
会議は嫌いだけど 気楽ではあったのだが。
当然乗り気にはなれず
「はあ」とか曖昧な返事をしていたら
社長こう仰る。
「君も聞くばっかりだと退屈だろう」
「こないだ落書きしてたし」
ナヌ。
確かに居眠りする前 落書きもしていた。
かなりの力作だった。
教育が忙しいとかうまいこと言って逃れるつもりだったが
「分かりました」と言わざるを得ず
すごすごとデスクに戻る。
カレンダーを見たら三月の会議は
奇しくも私の誕生日だった。
何だ、この敗北感。
少々改まった感じで社長に呼ばれた。
以前社長と話していた時、冗談ぽく提案した事柄があったが
なかなか面白いと思うので三月度の会議で発表するように、
という事だった。
どこの会社も同じだと思うが
企画の発表は大変面倒くさい。
資料を山ほど作らなければならないし、その資料には
図を大量に入れないとすぐに「わかんない」って顔をされる。
でも手元の資料ばかりあっても見てもらえないので
パワーポイント等での説明も必要になってくる。
準備段階が大変なのだ。
普段は発表側(店舗側)ではなく、聞く側(本部側)なので
会議は嫌いだけど 気楽ではあったのだが。
当然乗り気にはなれず
「はあ」とか曖昧な返事をしていたら
社長こう仰る。
「君も聞くばっかりだと退屈だろう」
「こないだ落書きしてたし」
ナヌ。
確かに居眠りする前 落書きもしていた。
かなりの力作だった。
教育が忙しいとかうまいこと言って逃れるつもりだったが
「分かりました」と言わざるを得ず
すごすごとデスクに戻る。
カレンダーを見たら三月の会議は
奇しくも私の誕生日だった。
何だ、この敗北感。