ラ・プラタ川に沈む夕日
休日。家のトイレで用を足し、パンツを上げながら
ふと横の壁を見たら
目の高さにすごい大物がへばりついていた。
押し潰れた悲鳴を上げてトイレを飛び出したが
私以外にあいつを退治してくれる人は我が家にはいない。
気合を入れるためにウォウウォウと
変な雄叫び及び悲鳴をあげながら
古ーい殺虫剤を遠くから長いこと浴びせ掛けて
退治に至る。勿論パンツははきかけだ。
しかし殺虫剤って一回買うとまず使い切れない。
昔の殺虫剤は何だか効きが悪くて
いつまでもいつまでもバタバタしているし
下手すると次の朝には居なくなっている事もある。
新製品に買い換えたいのだが
中身のたくさん残っている殺虫剤を捨てる、
という行為が大変に億劫だ。
中身は一体どこに捨てたら良いのだろうか。
故に缶の端が大概錆びていて
レトロでリアルなゴキブリの絵が描かれた
もう二十年は家にある殺虫剤を今も使っている。
ひっくり返ってバタバタしてるやつを
新聞紙ではさんで捨てながら、次に買うやつはあの
「泡で固める」やつが欲しいなと思っている。
ただ剥す過程で見てしまうかもしれない
「泡の裏側」を想像すると気になって仕方ない。
…ヒェイ!(想像して悲鳴)
休日。家のトイレで用を足し、パンツを上げながら
ふと横の壁を見たら
目の高さにすごい大物がへばりついていた。
押し潰れた悲鳴を上げてトイレを飛び出したが
私以外にあいつを退治してくれる人は我が家にはいない。
気合を入れるためにウォウウォウと
変な雄叫び及び悲鳴をあげながら
古ーい殺虫剤を遠くから長いこと浴びせ掛けて
退治に至る。勿論パンツははきかけだ。
しかし殺虫剤って一回買うとまず使い切れない。
昔の殺虫剤は何だか効きが悪くて
いつまでもいつまでもバタバタしているし
下手すると次の朝には居なくなっている事もある。
新製品に買い換えたいのだが
中身のたくさん残っている殺虫剤を捨てる、
という行為が大変に億劫だ。
中身は一体どこに捨てたら良いのだろうか。
故に缶の端が大概錆びていて
レトロでリアルなゴキブリの絵が描かれた
もう二十年は家にある殺虫剤を今も使っている。
ひっくり返ってバタバタしてるやつを
新聞紙ではさんで捨てながら、次に買うやつはあの
「泡で固める」やつが欲しいなと思っている。
ただ剥す過程で見てしまうかもしれない
「泡の裏側」を想像すると気になって仕方ない。
…ヒェイ!(想像して悲鳴)