中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ツールドモンブラン(27);5日目(3);再びシャモニーへ

2011年10月22日 03時58分24秒 | フランス・スイス・イタリア;ツールドモンブラン

                                                                  <リフトで下る>

     ツールドモンブラン(27);5日目(3);再びシャモニーへ
           (アルパインツアー)
      2011年7月16日(土)~24日(日)

第7日目;2011年7月22日(金)(トレッキング5日目)

<第5日目の地図>



<リフトを乗り継いでトゥールへ>

■バルムのコルを出発
 バルムのコルの山小屋でコーヒーを味わっていると,現地ツアーガイドのクリストファさんが,
 「そろそろ出掛けましょう・・・」
と私たちを促す.
 13時49分,バルムのコルの山小屋を出発する.前方には見晴らしの良い原っぱが広がっている.私たちは周囲の絶景を楽しみながらリフト乗降場までの道を楽しむ.
 やがて,リフト乗り場が間近に見え出す.これで,5日間にわたって歩き続けたツールドモンブランのトレッキングも終わりである.
 13時53分,私たちはリフト乗降場に到着する.

<リフト乗り場までの長閑な散歩道>

■リフトの中間駅で乗換
 13時58分,1台のリフトに1人ずつ乗車する.
 高いところが嫌いな私は,1人だけ空中に放り出されたような不安な気分になる.足許を覗き込むと,今にも地面に吸い込まれそうな気がして,おしりの辺りがムズムズする.リフトが発するゴロゴロという音が,不安な気持ちを増幅させる.
 とはいえ,リフトから見回す風景は,当然のことながら,眺望が良く,実に見事である.
 14時22分,リフトの中間駅に到着する.
 リフトの所要時間は,約4分である.

<リフトの中間駅>

■眼下にトゥールの街が見える
 リフトから下車して,すぐ隣にあるトゥール(le Tour,標高約1480m)行リフト乗り場に移動する.
 待つ間もなくすぐにトゥール行のリフトに乗り換える.
 今度は少し長く感じるリフトである.何だかヤケに急勾配のような気がする.眼下にトゥールの街が迫ってくる.
 14時31分,ようやくトゥールの乗降場に到着する.
 バルムのコルリフト乗り場の標高が約2160メートルである.トゥールの標高が約1480メートル.したがって,標高差は約680メートル.この標高差を待ち時間込みで約38分掛けて下ったことになる.
 

<リフト中間駅>


<トゥールの街が迫る>


<トゥールの乗降場>


<賑やかなトゥール>

■街中の広場
 リフト乗降場の近くにある広場で,専用車の到着を待つ.
 広場は沢山の観光客で賑わっている.どうやら,リフトに乗って山の上までは行かずに,ここまで遊びに来て戻る観光客が多いように思える.
 専用車が到着するまで,少し時間があるようなので,広場周辺を歩き回る.

<トゥール中心街の広場>

■美味しいアイスクリーム
 標高が低いところまで下がってきたので,少々蒸し暑い.何か冷たいものが欲しいなと思っていると,ツアーリーダのS村さんが,タイミング良くソフトクリームを,全員に配る.正にゴッドタイミングである.
 日本で何時も口にしているアイスクリームに比較すると,少し甘さがきついが,暑い所で食べるアイスクリームはまた格別である.

<美味しいアイスクリーム>

<シャモニーへ>

■ルート地図


    ↓ 
つづき (縮尺が違う)


■トゥールを出発
 14時58分に,漸く私たちの専用バスか到着する.
 一同,すぐに乗車.そして,一路,シャモニーへ向けて出発する.

<専用車に乗車>

■一路南へ
 これから本日の終点,シャモニーを目指して,一路南へ,南へと進む.
 専用車はトゥール氷河(Glacia du Tour)から流下するビスム川(発音不正確,le Bisme Torr)の右岸沿いに進む.
 やがて,川を渡り左岸に出る.地図で確かめると,チョサレ(発音不正確,les Chosalet)という街を通過中である.
 やがて,トレッキング開始の前日に訪れたプラズシャモニー(les Praz de Chamonix)に到着する.あの日は,ここからラックブランを目指したが,あいにくの雷雨で,トレッキングは中止になった.ついこの間のことだが,何だか随分前のことのように思える.

<沿道の情景>

■シャモニーに到着
 15時22分,最初の出発点,シャモニーのパークホテルスイスに到着する.

 ここで,6日間,お世話になった現地ガイドのクリストファさんとお別れである.何とも言えない実に呆気ないお別れである.
 「・・・じゃぁ~・・さようなら」
とクリストファさんは,手を振ってスタスタと歩き出す.
 これからは,ツアーコンダクターのS村さんの指揮下に入る.

<パークホテルスイスに到着>

■快適な部屋
 S村さんがホテルのチェックインを行う.
 私とF田さんには,5階(現地風に言えば4階)の404号室が宛がわれる.久々のホテル泊である.広々とした客質に入ってご満悦だ.
 ゲストルームには大きなダブルベッドが2台,さらに,入口から入ってすぐ左にベッドが1台置かれている.カーテンを閉めると,実に落ち着いた雰囲気である.狭いところが好きな私は,迷わずに,この秘密めいたベッドで休むことに決める.
 まずは,バスタブに熱いお湯をタップリと張る.そして,ユックリと入浴を楽しむ.
 快適,快適!
 その後,ホテルに預けておいた荷物やら,トレッキング中に使用した衣類などの整理をする.整理が終わったら,同室のF田さんと一緒に,夕方のシャモニー見物に出掛けるつもりである.




                                         (つづく)

「ツールドモンブラン」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8743c9fd37a341249462881adad7338d
「ツールドモンブラン」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a46a936ff8cc09c73af9a912b0b99c30

「ツールドモンブラン」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4a4c5fb759853b8b140c4d3944095d8c
「ツールドモンブラン」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4a4c5fb759853b8b140c4d3944095d8c
 









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