FMEN式雑記

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フードセンターの思い出。

2021-04-26 22:30:25 | 商売・お店・商工業・買い物
秋田市スーパー話の第二弾。

みなさん、「フードセンター」って覚えてますか。

実はまだあるスーパーだったりする。
いまの名前は「ナイス」だから。

フードセンター→ナイスは新屋が本店だったから、本拠地は新屋だと思っていたら、1963年に県南の西仙北町(現・大仙市)に生まれていて、大曲中心に展開していたとのこと。

確かに古いCMに大曲の店がでている。
ちなみにいま県南からは撤退しているようだ。

秋田市初進出は1978年に「仁井田店」が最初。


この店は昔からゆかりがある。
後述する定番のファサードでないのが昭和のフードセンターのレガシー。
いまはかなり改装しているが、実は屋上に駐車場があった。
ナイスロゴのある部分に通用口があり、その下の階段をのぼる仕組み。
近年秋田市内のスーパーは屋上駐車場を廃止している傾向があるが、仁井田店もそうなり、もうトマソンすら残っていない。
また、トイレがバックヤードという昭和のありがちな店だったが、いまは改善された。
入り口からだいぶいじられてるが、あの昭和の雰囲気がたまに懐かしくなる。
年末になると年越しそばやおせち料理を買ったのも覚えている。

フードセンターは秋田市進出後、
仁井田店(南高校近く)
・新屋店(新屋駅近く、当時は市営バスセンター・旧南営業所向かい)
・割山店(新川橋近く)
・外旭川店(外旭川病院近く)
と進出。
ちなみに「大住のナイス」とつい思いがちな仁井田店は仁井田緑町。
しかも、秋田エリアの古い店はいまもまだ閉店してないんだから、凄い。

1994年に社名を「ナイス」に。
(フードセンターは関連会社になる)
天王追分に追分店、八橋に八橋店を展開。
前に書いた2市のゴミ袋が追分の店にはあるネタ、もちろん追分店にもある。
このあたりから、ファサードがおなじみのナイス建築になる。


だれもがみればナイス。

そして、仁井田に「仁井田南店」を開店。
てっきり古い仁井田店をつぶすかと思いきや、しっかりと共存して生きている。
広々していて使いやすい南と、コンパクトな仁井田は気分でも使い分けがきく。

組合病院跡地の「土崎店」、山手台の「山手台店」を設立し、本荘地域にも進出してナイスアリーナなる公共施設のネーミングライツにも参加してるが、飯島店新国道店など土地まで用意して断念した店もあった。

ト一屋や今後特集を予定してる店はいろいろ翻弄されて店舗減らしをしたなかで、ひかくてき順風満帆に近い経営かもしれない。

そんなナイスはついに県都の玄関口秋田駅前に明日上陸。

なかよし→イトーヨーカドー→ガーデンとまわってきた秋田駅前の最上級1等ビルである「秋田ショッピングセンタービル」(フォンテ)の地下食品売場へ。
郊外ロードの今までとは違う形態。
しかも1階にはセブン、地下渡れば西武。
果たしてどうなるんだろうか、見もの。

※小文字ロゴは最近の新ロゴ。