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W221をイジるぞ!

復活!

2023年04月03日 | 日記
復活②
愛機の整備備忘録で始めたブログです。これからも手放さず維持していきます。
2006年登録、今年17年目になる老車、ハイブリ、EV化が進む世の中、最後のNA/V8エンジン、高速でリッター10k、一般道で5kの大食い、乗ればわかる素晴らしいメルセデス!

今回も手始めにATF交換を行う。数ヶ月前に手持ちの純正ATFをパンを外さずオーバーブロー分を何回かにかけて入れ替えしたので洗浄を兼ねて入れ替えを考えた次第。
専門店とDIYのミックス作業をする。
内容はAT内部に洗浄剤をクーラーLINEから入れ込み循環洗浄を行い、新ATFに入れ替えし、DIYでSOD-1を添加する作業をする。
ATFはペトロナス700を使用する。9速対応の低粘度でメルセデス7g-tronicにも使用可能とのメーカー公表されていた。マニラに拠点を置くメーカー。




関西圏のプロショップでも紹介されていて興味を持ちweb検索結果、20ℓ定価66000円を送料込みで12000円、ℓ600円、余りにも安価だが冒険覚悟でTRYする。
圧送式にて無事ATFの交換をし、その後SOD-1をATF総量の7%の600cc添加する。
このSOD-1洗浄効果とAT内部の焼き付け防止に作用し、その他エンジンオイル、パワーステアリング、デフオイルにも添加可能な万能添加剤で4ℓ缶で3万、ちと高いがその価値は有ると思う。
偽物も出回る商品だそう。





SOD-1の添加は自宅に戻り翌日、ATF温度が下がり切った際に手持ちのポンプで充填し、何時も通りDASで ATF温度45度でオーバーブローされて完了。
新規ATFになったので例のATF学習リセットを行い、いざ試運転に出かけた結果、んっ、いい感じだ。
シフトアップも滑らか、一般道走行のみで優しい運転での試運転、徐々に慣らしながら馴染ませる。アクセルのつきも良く素晴らしい加速感が体験出来た。このままなら純正ATFからペトロナスにする。
しばらく様子見をし改めて備忘録報告をしたいとと思う。

その後のATは今度は温感時に違和感を感じる様になってしまった。
いよいよ禁断のバルブボディOHを行う。
先に報告するがソレノイドバルブの汚れが酷い状態でビックリした。
ATF抜き、パン外しは飛ばしてバルブボディの取り外しから。


シフトポジションのチェック。

ボディの位置チェック。



再度、シフトポジションのチェック。


10本のアルミボルトを外す。
配線カプラー部分のOリングがきつくすんなり外れない。
しまいには基盤とカプラーにガタツキが出てしまい、しばらく作戦を練る。
ユニット内はプラスチックヘラにて若干下げてカプラー部分をL型の金物でテコ原理で押し下げようやく外せた。カプラー部分がガタガタになり一瞬壊したと思って確認するとはめ込み直しで復活。
DIY作業では何が起きても不思議では無い。
慌てず時間を掛けて情報収集して行うべき。
2日目のはバルブボディ取り外しからソレノイドバルブ、プレート、ブロックバラシで一旦作業終了とする。
以下作業の絵。




基盤プレートのボルト1本が緩んだ状態になっていた。
多分閉め忘れだろう、何故ならこのATは某ディラーのリビルト品でまさか素人がバラすとは誰も知らないだろう。
DIYは時間を掛けてもOK.営利目的の作業では無いので。
















金属プレートの汚れ、ビックリ。

チェックバルブ、スチール、プラスチックボールのチェック。

ソレノイドバルブのメッシュ部分の汚れに又ビックリ。
新油で汚れを取る様にマニアルに有るがマグネットでも取れず、仕方なく綿棒で軽く除去する。
多分鉄粉ではなくATFが固形化した様。決してブレーキクリーナーでのクリーニングは避けたい。












今日はこれにて作業終了。






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