佛暦2561年. 1月15日
昨日は冷えました。
昨日の夕方からちらはらと雪が舞い始め……
今朝もこんな空ではありますけれど……山を越えた風に乗った風花が、ひらり、はらりと舞い降りていました。
(^^)みんなおはよ。
いつもの場所に到着して間もなく……
(^^)早速、コブチャ☆カポーがお出ましに相成りまして候。
コブチャ☆カポーとお別れして、しばし瞑想……に励み…………再び目を開くと、眼前をジョビコンヌお嬢様がスッ飛んで行きました。
頭上ではヒヨドリたちがハゼの実を啄みながら「ピーピーピーィヨ!」と、大騒ぎをしています。
楽しげなおしゃべりが、突然「ヒィー!ヒイイィィィー!」との鋭い警戒声に変わると……
ジョビコンヌお嬢様もキュッと身を引き締め、次の瞬間には消えてしまいました。
しばらくすると、土手の上の遊歩道から四〜五人の子供たちが大声で騒ぎながら近づいて来て……そのまま通り過ぎて行きました。
散歩をしながら思います。
人間の……日本人の一般的な(薄っぺらい)価値観からすれば、私のような大きな身体のオッサンには危険を感じるでしょうし、小学生くらいの子供にはそれほど危機感を抱くことはないでしょう。
しかし、この川っペリのヒヨドリたちは私なんかよりも、次の瞬間に何をするか分からない人間の子供の方が、遥かに危険だと認識しているようです。
感情。
人間には感情があり、鳥にもまた感情があります。
生きものには皆全てに感情と呼べる気分のようなものが有るようです。
ただし人間とそれ意外の動物の違いは、感情の扱い方が違うのでしょうね。
勿論、いい歳をかっぱらった人間の大人でも、すぐに感情に流されて、次の瞬間に何を仕出かすか分からない未熟な大人も沢山います。
(^^;)まあ……今更そんなのは、本当にもうどうでもよろしいのですが、やはり、生きものとしてちゃんとしている個体ならば、一時の感情に流されたりしません。
「コワい!」とか「スキ!」とかの浅薄な感情が心に芽生えても、それを『自制』できることが、人間と他の動物の大きな違いだと思う……今朝の川っペリはこれまでに御座います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝