Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

1/25 冬空に赤

2015-01-25 13:17:43 | 日記

「ポピピピピーーッ!」

「キャッキャッキャッキャー!」


ーーほとんど同時にハラさん(シロハラ)とツグミんの悲鳴…と、いうには少し余裕のある鳴き声が雑木林に響き、ヒヨぽん(ヒヨドリ)を始め小鳥たちが一斉に退避行動をとります

…そして、木陰から大きな翼を広げた…おそらく猛禽が一羽飛び去りました

「アアーッ!アアーッ!アアーッ!」

それまで土手で大人しくごはんを探していたカラス警備隊がスクランブルダッシュで追撃に回った模様

ここまでで、およそ30秒ほどの出来事です

カラス警備隊の出撃を待つまでもなく、ツグミんとハラさんは…







(^^)さすがは二大強心臓を誇るお二人さんは…もう、すっかりくつろいでいました♪


一方、先ほどの急展開で仲間からはぐれてしまったような…




(^。^;)…迷子の迷子のアトリたん~♪




あなたの仲間はどこですか~♪




(〃▽〃)しばらくして無事お仲間と合流できました♪









今までこの川っぺりには、ミサゴとトビ以外の猛禽さんは居なかったのですが

もしかしたら先日のハヤブサさん、あるいは他の猛禽さんが居着いているのかもしれませんね





皆が生きるためにするべきことをしています

食べる為に小鳥に襲いかかる猛禽

大きな猛禽が飛びにくい小枝の隙間を、縫うように進む小鳥たち

小鳥たちの声を聞きつけ、間髪入れずに飛び出すカラスたち

皆がその時その時で必要な事を全力でこなし

事が済むとまた、油断なくありつつも平和の中でくつろいでいる野生の生き物たち

(^-^;)いつも過去にあった嫌な事や、未来に対する不安ばかりで、今この瞬間の平和を見失ってばかりいる私は、もっと鳥さんからいろいろ見習うことが沢山ありますね


(^^)今朝の暁は久しぶりに真っ赤に萌え…じゃなくて、燃えていました♪

















































(^^)みんなおはよ♪














































やはり連日の猛禽騒動で川鵜さんも上空に神経を尖らせているようです





















(^^)この辺にはモズ子たんしかいないと思いかけていたところで、久しぶりのモズ男くんです♪





(^^)日の出と共に私の目の前をずびっ!と掠め、久しぶりにナンキンハゼの木にジョビ子たん(ジョウビタキ女子)参上♪










去年はたしか、4月頃までたっぷりと残っていたナンキンハゼの実が、今年は既にスッカラカンです

(^-^;)ジョビ子達のごはんが乏しくなると…私も、いろいろと考えてしまいます

私が、休むに似たようなアッポゥな考え事をしていると…




(〃▽〃)ひっっっっさしぶりにアントニオくん(仮)(ジョウビタキ男子)がお出ましです♪




(^^)アントニオくんのパトロールに付き合って上流へゆるゆる歩むと…




(^^)これまたお久しぶり、キンクロハジロ達の群れがいらしていました♪




先日、キンクロハジロはラッコのように水面で仰向けになって毛繕いをすると、ベテラン鳥見ブロガーさんの記事で知りました

(〃▽〃)それ以来……「チョォーー見てえ!」と、思いを募らせて以来の初めてのビックチャンスです♪




およそ一時間粘り倒し、群れは移動…残念ながら今回は空振りでござるよ…(T^T)





失意の(笑)帰り際!




(^^;)…小魚さんが見たら、多分震え上がるような光景に出くわしました

(^-^;)画質が粗いのはもう今更ですが…

ちなみに、上がカワセミ子さんで下がカワセミ男くんになります♪

この時期カワセミたんのケンカはちょくちょく見受けていましたけれど

(〃▽〃)こうして仲良くしているところは初めて見ましたよ♪





それでは今朝のビックチャンスはこれまでに御座います




よい休日を♪










230 拝




1/24 歌う鳥

2015-01-24 11:41:07 | 日記

「ピルリリッピリリリリーー♪」


(^^)とっても素晴らしい〈初聞〉の囀りが、川っぺりの夜明けと共に響き渡りました♪

とても透き通った歌声ですが、ひとつひとつの音がいくつもの楽器を見事にシンクロさせて発しているような重厚さも兼ね備えています

この歌声の主を探して視線を走らせ……………

え?




Σ(°д°"ノ)ノ…!!!!ウソォ…

しばらく信じられませんでした

私は今までにジロ男くん(ホオジロ)の囀りを何度と無く聞いています

(゜ロ゜)…嗚呼、それなのにそれなのに、今朝の囀りを聞いた瞬間に、全くホオジロだとは思いもしなかった私です‥

茫然としながらシャッターを切りまくる私の目の前で、ジロ男くんの独唱は続きます♪




(〃▽〃)…私の隣にやってきたジロ子たんも…ジロ男くんに背を向けつつ、ウットリと聞き惚れているご様子でござる~♡








(^^)それでは今朝のご来光から

















そして曙の空を東から西へ飛行機雲が‥




今朝は関空から鹿児島に向けて鳥見に行かれている御方のブログが更新されていましたけれど…これはもしかして?!(笑)







ビシッと真っ直ぐに西へ向かう飛行機雲と、もうひとつニョローンとちぢれ麺のような飛行機雲が…さて、どっちだろ?(笑)































(^^)みんなぁ~あぁぁ~♪おぉはぁぁよぉ~ぉ♪



































(^^)体感的には割と暖かく感じた今朝の夜明けでござるが、ニョロロンは元気にニョロってござる♪










(^^)大根太郎くんもキラキラと♪










(〃▽〃)ハゼの木がつくる木陰では…




しめしめたん(シメ)










ハラたん(シロハラ)







ツグミん







そしてヒヨぽん(ヒヨドリ)







(〃▽〃)ついに樹上の住人たちが地べたッコになり、コロコロと転がるように、大変平和なバトルロワイヤルが開催されました♪




(^^)その光景を土手の高みから睥睨する一羽の影…




(〃▽〃)ジョビ子たんおはよぉ♪




昨日はジョビ姐さんから冷たくされたジョビ子たんでござる

(^^)しばらくジョビ子と遊んでいると‥




(〃▽〃)ジョビ姐さんが、ジョビ子の下手から少しづつ近づいて来ます










ジロ男くんもお二人が少し気になるのでしょうか?







姐さんがジョビ子の上に回り込んで‥







(´・д・`) 「ジョビ子…きのうは…ゴメンネ」




(〃▽〃)「えー?何がー?!」




(^^)「あったかいねー×2♪」(^^)




(^^)…としか思えない素敵な仲直りシーンを目撃しました♪めでたしめでたし♪





(^^)今朝は川鵜の親御さんも、至って平和な朝を迎えていますん♪

















それでは今朝の高みはこれまでに御座います




よい一日を~♪









230 拝






1/23 孵った…のか?

2015-01-23 11:11:37 | 日記

今朝も帰り際に川鵜さんの巣を覗いてみると…なにやらしきりに上空を気にしています




すると、川鵜さんの視線の遥か先から

「ひぃぃーーひゃららららららーー」







ーーと、鳶バディが強風が吹いている上空を、伸び伸びと旋回していました




(^-^;)先日のハヤブサ騒動で、私の方はなんだか勝手に一区切りついたような気分になっていましたが、親御さんにしてみれば卵から子が孵って巣立つまで、気の休まる時は無いのですねぇ‥





そして、もうひとつ、ついに孵るというか…




(^^;) 「ぎゃわーー!だいこん太郎くんがーっ!!」

(◎-◎;)…まさかついに中身が孵ったというのでしょうかね??(笑)




おそらくは私たち人間の無意味な破壊衝動で割られたものではないか…と推測しますが

…それはそれとして

太郎くんの旅はここでひとつの大きな区切りがついたことだけは、間違いなさそうでござるね


(^^)では今朝の夜明けです





































































(^^)みんなおはよ♪












































(^^)私と普段よく遊んでくれているのがこちらの↓ジョビ子たんです




そしてこちらが↓ジョビ子のお隣にテリトリーを構えるジョビ姐さん




(^^)いつもジョビ子が姐さんを見つけると‥

.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.「きゃー♪お姐たまー♪」

~ってな感じで飛び出して行き、仲良くシスターズの日向ぼっこ会が始まるのですが…




…今朝はジョビ子がジョビ姐さんに近寄ると

(・д・)チッ!「アッチへお行き!小娘!」

と、珍しくジョビ子を追っ払います

ジョビ子も少しビックリしたようですけれど、すぐに…

(〃▽〃)「ま、いいかー♪」

と、さして気にする風もなく、しばらく私と遊んでくれました♪







ヾ(*´∀`*)ノかわいいジョビ子とデカいオッサンが、キャッキャウフフ♪と遊んでいると…あれ、誰誰?!




露出補正ガン上げ…っと




(〃▽〃)しめしめ(シメ)も、ひょっこり顔を出していらっしゃいました♪







(〃▽〃)めっちゃ!たのひい一時でした…♪





それでは今朝の中身はこれまでに御座います




よい一日を~♪








230 拝







1/21 きのうのきょう

2015-01-21 16:06:22 | 日記

先ずは昨日の記事の訂正から




この猛禽さんですがハヤブサさんかも、とのありがたい指摘を頂きました

(^^)いつも本当にありがとうございます

カラス達を追い散らすのにホバリングを多用していたのでチョウゲンボウだと判断したのですが‥

しかしお顔をよくよく見てみると…確かにハヤブサに見えますね

そしてハヤブサの鳴き声を幾つかのサイト様で確認したところ、やはりこれはハヤブサであろうと思いました

謹んでお詫びと訂正を申し上げます

こういう間違いは本当に無くしたいものですが、やはり実際に現場で初見の鳥さんを見つけると…判断する事、それ自体がひとつの冒険になってしまいますね

ネットの検索で結構分かることもありますけれど、一冊くらいは図鑑を持っていた方がいいと思ったので、先程…




(^^)この本を買ってきました

本の大きさが単行本サイズで普段携帯しやすいことと、一羽一羽の特徴的な羽根の絵が掲載されているところがとても気に入りました

今、ゆっくりと読んでいたのですが…

(T^T)…肝心のハヤブサさんが掲載されていなかったことは…ここだけのヒ・ミ・ツでござるよ


そしてもうひとつ、今朝件のネットを確認したところカラス達もハヤブサさんの身体も無くなっていました

おそらく管理者様の方で何か手配りがあったようです

どうなったものかノコノコと聞きに行くことも不躾な気がしてしまいますので、ハヤブサさんの生死は不明のままですが…私が知ろうと知るまいと、ハヤブサさんの生死は動かないことです

元気であることをお祈りするのみです



更にもうひとつ




(^^)今朝、巣を覗いてみると親御さんが帰って来ていました

ハヤブサさんは自分よりも身体が大きな個体をも仕留めるらしく、川鵜さんも一時避難していたのかも知れませんね

今朝も少し離れた梢でおしゃべりしているカラスさん達を、シッカリ見張っておりました♪




(^^)おかえりー


(^^)では今朝の空でござる























































(^^)まず、だいこん太郎くんの様子見に堰へ向かうと…




(゜ロ゜)!!

(なんでまた、こんな事するかなぁ…)と、私の心の奥底で小さな怒りの火花が散りました

カラスくんと何もなくなった空間を見つめていると…




(〃▽〃)なくなった木の向こう側からジョビ子たんが、華麗に登場してくれました




( • ̀ω•́ )✧(あんたが怒ったら、わたしあんたから逃げるからね!もう遊んであげないんだからね♪)




(^-^;)…とか、ありがたいお説教(業界用語でご褒美ともいう)を頂いた気分でござるよ♪

(^^)気を取り直して、みんなおはよ♪
























































(〃▽〃)帰り際に、ジロ男(ホオジロ)の歌にアトリたんやシジュウカラたんの合いの手が混ざる、小さな音楽会が催されました♪



























それでは今朝の向こう側はこれまでに御座います




よい一日を









230 拝





1/20 第二部 網の中ハヤブサ

2015-01-20 21:13:59 | 日記
(※1/21 、この鳥はチョウゲンボウでは無くハヤブサだとの、大変ありがたいご指摘を頂きました。タイトルのみ訂正し、本文は自身への戒めとしてそのままにしておきます)

(※ご来光や小鳥さんたちなど、いつもの記事はこの一つ前の記事になります)






カラス達「「ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!」」


沢山のカラス達が何かを威嚇し、仲間を呼んでいるようです

私の脳裏に、件の川鵜さんの巣が浮かびま…やべぇ!

早足で巣の確認に向かうと




……巣は、…とうとう、…もぬけの殻に




しかし何があったにせよ川鵜さんの巣の件は、もうとっくに終わったことのようです

今現在、カラス達が大騒ぎしている理由にはなり得ません

気持ちを切り替えて、集まっているカラスの群れを凝視します




……………………………………もしも、鳶との縄張り争いであれば、あの大きな鳶を見逃す筈はあり得ません

カラス達が何に大騒ぎしているものか、さっぱり分からないまま見つめていると…


???「キィア!キィア!キィア!キィア!キィア!キィア!キィア!」


今までに私が聞いたことの無い雄叫びが川っぺりに轟きました

そして




カラスとそう変わらない大きさの鳥影が飛び出し、カラス達は一斉に退避します




鳥影が鉄塔に止まった所をズームで確認




……どうやらチョウゲンボウ、ハヤブサ科に類する猛禽のようです




私にとっては初見の鳥さんです

この時点では、なるほど…あぁ、またカラス達の縄張り争いなのか、と合点が行きました

ここのところ不自然なペースで小鳥たちの落ち羽が目についていた事にも合点が行きます

ある意味では、カラス達と猛禽との縄張り争いは、結果的に猛禽から小鳥たちを守る事にもなっているのだ‥とも考えました

総数がおよそ二十羽にまで増えたカラス達に対して、チョウゲンボウに為す術はなにもないように見受けられます




やがてチョウゲンボウ自身が、何かにすごく未練を残しつつ、撤収するように見えました














この時、私も今朝は所用が有るので、一度家に帰ってから出掛けるのにちょうど良いタイミングでもありました

とりあえず機材を片付けながら原チャリを止めている場所に戻る道すがら…


カラス達「「ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!ガアァ!」」


敵は去った筈なのに、何故かカラス達の威嚇声は激しさを増しています

明らかに変です

もう一度カラス達の群れに注目します








‥………………………………………………………え?








Σ(°д°"ノ)ノ…ええエエエエーッ!














とある施設のネットに、どうやら先程のチョウゲンボウのパートナーであろう個体が捕らわれていました!

…今までの状況認識が全部、私の的外れな妄想であることが一目で理解出来ました

つい先程まで、たった一羽で沢山のカラス達を威嚇し、渡り合い、追い回していたチョウゲンボウはパートナーを[救い出したい]一心での行動だったようです

そして、網の中に捕らわれたチョウゲンボウを取り囲むカラス達…

一見するとカラス達が身動き出来ないチョウゲンボウに、よってたかって襲いかかっているように見えますが…

基本的にカラス(ハシブトカラス)は、[狩り]をする生き物ではないのです

カラスには狩りをするための武器になり得る器官がありません

傍目には大きく鋭そうに見える嘴も、猛禽類のように一撃で一命を奪うような威力など全くありません

そして、万が一にも相手から反撃を受けて落命、または怪我を負う可能性を犯してまで自分から死線に近づくことなど、頭のいいカラスにとっては有り得ない行動だと私は考えます

しかしそれは、カラスが臆病者だという事でもありません

モビング、集団的につきまとう嫌がらせ行動は、必ず相手の背後を取ることが大前提になります

首尾よく相手をテリトリーから追い出せたり、あるいは相手に上手く切り返されて背後を取れなくなった時、カラス達は迷わず撤退します

そしてこの時点での状況を見ると…







私見ですが、やはりモビング的な意味合いが強いように見受けられます

二十羽前後のカラス達が取り囲んでガアァ!ガアァ!と威嚇はしていますが、興奮し過ぎた個体が稀に突っつく以上の行動は全くありませんでした

要は「出ていけ!出ていけー!」と大勢で大騒ぎしているだけだと見受けられました

カラス達の怒声が大きく、耐え難いものになってくると…










このネットはレールの役目をしているワイヤーに、大きく袋状に巻き込んで設置されている様子です

この限られた袋状のスペースの中を、パニックを起こしたチョウゲンボウは必死に逃げ惑っています

…それにしても

ここまで状況に釘付けになっていた私も、ハッと我に返り…時間を確認します


( ºωº )…………うん、もうマジやばいです


とりあえず私も一時撤収して用事をマッハで片付けた後、もう一度ここに戻ってくるつもりです…





(助かるものなら助けてやりたい…)

(これがなぁ…樹上の出来事なら[野生の掟]に委ねて、手出し無用のことだけど…)

(鉄塔の高さは約30m、自分で梯子を登るだけなら問題ないが…)

(しかし、不法侵入、器物破損してまでは助けられない)

(そもそも、俺が上にまでたどり着けたとしても…チョウゲンボウもびびって逃げるだろうし、カラス達も黙っちゃいないだろうし…)

(俺個人でどうこうは出来ない…か)

(…役所、あとは鳥獣保護センターだっけ、連絡してみるか)

(…うーーーーーーーーーーーーーーーーんん………………………………………………)



用件をこなしている間、このような埒の開かない考えがグルグルグルグル回りっぱなしの私でした

どうにも上手い解決策が浮かばないまま現場に再び到着します










約四時間後…グッタリですね。無駄な体力の浪費を抑えているのかも知れませんが‥

私のいないあいだに、もしかしたら脱出しているかも‥との儚い期待も潰えました

ササッとネットで調べた公的な機関、部署に電話をかけました



(~詳細は割愛します)



結果、今回このようなケースで何らかの力になってくれる公的なところは有りませんでした






散発的なカラス達のモビングが続きます…













(すまん‥)


帰り際に施設の管理者様に、事情を説明だけして帰宅しました

なんとも後味の悪いお話ですが、私にはこれが精一杯でした

今回のようなケースは、やはり人間が手を出していいケースではないのかも知れません

しかし、もっと簡単に網を外してやれるものならば、外して逃がしてやる事自体は間違いではないとも、私は考えます

もしも縁有ってこの記事を読まれた方々で、何か有効なお知恵や方法、手段をご存知の方がいらっしゃれば、切に御教授を乞うものであります




それでは、また明日






230 拝