「目に青葉 山ほととぎす初鰹」「五月晴れ」
とは、なかなかいかない5月ですが、若葉の緑が目にまぶしくなりました。
今日は、いつも、留守番をしてくれている義母と、大屋・加保坂の「ミズバショウ公園」へ行ってまいりました。
「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 野の小道・・・」の歌からも、ミズバショウは、「群馬県の尾瀬」と思っていましたが、こんな近くに「ミズバショウが自生しているとは
1976年3月23日に、兵庫県指定天然記念物に指定されたそうですが、本当にきれいでした。
見た目には湿地のように見えませんが、苔の層が80センチほどもあり、生育環境は亜寒帯や亜高山の湿地に近い条件を整えているそうです。
1970年、現地調査に協力した八鹿高校大屋分校生の一人は、この湿地の泥沼に沈み、引き上げられましたが、長靴は今の湿地に残っているそうです。
望遠鏡も設置されていて、間近に見ることもできました。公園までの道中には、「ヒスイの原石」(県指定文化財)もあり、久しぶりに目と心の保養ができました。
ちなみに、ミズバショウは「養父市の花」となっています。
明日は「子どもの日」です。
どうか、みんな心身とも健やかにと、祈るばかりです。