川上直子先生、ようこそ府中小学校へ
JAF(日本サッカー協会)こころのプロジェクト・・・夢先生による「夢の教室」
このプロジェクトは、子どもの心身の健全な成長に寄与することを目的に、小学校5年生を対象として取り組んでおられる活動で、Jリーガーや、日本代表として活躍している新旧選手が「夢先生」として小学校の教壇に立ち、「フェアプレー精神」や「夢を持つことの素晴らしさ」、「それに向かって努力することの大切さ」、「失敗や挫折に負けない心の強さ」を子どもたちに伝えてくださっています。
このプロジェクトがスタートして2年、これまで30,000人もの子どもたちが夢先生とともに「夢」について考え、スポーツの素晴らしさや夢を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さを学んできました。
“夢先生”もサッカーの枠を超え、野球・ばれーぼる、陸上、水泳、モータースポーツなど、多くのアスリートの皆さんがこのプロジェクトに参加しておられるようです。(今現在の夢先生の登録は、598名だとか・・・)また、企業、自治体、団体からも支援をいただかれて、海外を含め、全国47の自治体で開催されているそうです。
豊岡市も、その自治体のひとつです。
市内29小学校を24のブロックに分けての開催となりました。
本日、府中小学校へは、八代小学校の5年生6名も来校して、一緒に授業を受けました。
授業は、「前半」「後半」の2コマで行っていただきました。
「前半」・・・体育館で「ゲームの時間」
体を動かしながら、グループで一つの目的を達成するゲームや競争を通して、目的のために協力すること、相手を思いやるこころやフェアプレー精神を、実技の中で気づかせてもらう時間です。
最初は、緊張してなのか、表情もかたかった子どもたちですが、あっという間に、笑顔いっぱい、やる気いっぱい、楽しさいっぱいに
「後半」・・・教室で「トークの時間」
教室で、夢先生が、「夢曲線」を使って、これまでの体験を話、子どもたちとともに、夢について語り合う時間です。
兵庫県明石市出身の「川上直子先生」
小学校入学と同時にサッカーをはじめ、常に兄に追いつき、追い越せと頑張られました。中学校からは、神戸の「TASAKI」に所属。1993年からは、山崎ペルーレFC(現TASAKIペルーレFC)で活躍、2003年の日本女子サッカーリーグの初優勝に貢献されました。また、2001年には、日本女子代表(現なでしこジャパン)に初選出され、2003年FIFA女子ワールドカップや2004年アテネオリンピックで右サイドバックとして、活躍。澤選手と一緒にプレーされている映像も見せていただきました。
「皆さん、夢がありますか?」
との問いかけに、全員挙手そして、全員発表これには、川上先生も、ご一緒に来ておられたスタッフの方々も、感動しきりでした。
配っていただいたパンフレットに、夢や感想を記入し、協会に送ったら、「私のコメントを全員に書いて、また送らせてもらいます。」との大変うれしいおことばもいただきました。
ほんとにすばらしいひと時をありがとうございました。
川上先生のますますのご健康とご多幸、ご活躍を心よりお祈りいたしております。