読みかけで、止まってた本を読み終えました。
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数年前、断舎利に邁進していた頃、新しく本を買うのを止めて、「キンドル」に移行することにしました。押入れがすっきりしたのが嬉しくて、人にもキンドル良いよ!買った方が良いよ!って一時キンドルの宣伝マンになっていました。
しかし、暇になった時、仕事から解放された人がたむろしている図書館に行っ
てみると、なんと「2週間10冊まで」無料で借りられるのです!
無料という力の前ではキンドル跪き、引出しの中で休む日々が続いております。
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前置きが長くなりましたが、「蒼き山峯」は図書館で借りました。
主人公の元警官(山岳遭難救助隊勤務が今は山のガイドをしている)が山から下りる途中に、山登りのおぼつかない人に出会ってしまう。声を掛けると、なんと20年ぶりに会う、大学時代の登山部の同級生。
その同級生に頼まれて登山ガイドを引き受けた時から事件に巻き込まれてゆく展開です。
なんと、その同級生が公安に追われていることに気が付いたとき、主人公の頭に銃口が・・・
そんな緊迫の事態なのに、私は四日ほど本を開けれなくて、主人公には気の毒なことをしてしまいました。
なんせ銃口を突きつけられたままですから。
登山の言葉、用具の使い方とかが分からなくてPCで検索しながらの読書です。雪山の行進の緊迫感、人質になる、襲われる、攻撃する。しかし救助隊の本分のため又助ける。 ・・・もうダイヘン!読みがごたえがありました。
読書後に、唯一の女性の登場人物とすぐに恋仲になる展開はお話の組み立てには必要かと思いますが、ちょっと安直感があるような・・・
いやいや、危険な山ではそういう事もありえるのか?
・・・・初老の女性の独り言です。
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いちご貰いました♡