2023年の初詣は吉見町の吉見観音へ行ってきました。参拝者はそんなには多くなく静かな初詣ができました。
古くから吉見観音の名で親しまれてきた坂東11番札所の岩殿山安楽寺は源範頼ゆかりの寺院です。本尊は聖観世音菩薩で今から1200年前に行基がこの地に観世音菩薩の像を彫って岩窟に埋めたのがはじまりとされています。毎年6月18日に「厄除け朝観音御開帳」が行われ、この日は古くから「厄除け団子」が売られ今でも出店が立ち並び深夜2時頃から早朝にかけて賑わいます。
本殿、三重塔、仁王門は天文6年(1537年)後北条氏が松山城に攻めた際に伽藍が焼失し、江戸時代に現在の地に再建されたものです。
本殿 江戸時代に再建され、当時の建築様式が残された県有形文化財に指定されています。
三重塔 約380年前(宝永年間)に建築された当寺で最も古い建物で県指定有形文化財です。総高24.3m有ります。
仁王門・仁王像 仁王門は県指定文化財、仁王像は町指定文化財になっています。
参道の茶店 名物の厄除け団子やスイーツなどが食べられます。正月なのでだるまが並んでます。
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