観音寺は大串山宝珠院観音寺と称し、真言宗智山派の寺院です。本尊は不動明王で創建年代は不詳、法印源教が開山したとされ、境内にある町指定文化財の板石塔婆から鎌倉時代には信仰の対象になっていたのではないかと思われています。
慶安元年(1648)には三代将軍徳川家光より寺領10石のご朱印状を拝領しています。武州88か所霊場41番でもあります。本殿は昭和28年改築、長屋門などは昭和46年に修理が行われ現在に至っています。
長屋門など
本殿
薬師堂と板石塔婆(町指定文化財)
貞永2年(1233)、建長7年(1255)、文永5年(1268)、建武5年(1338)、延文4年(1359)、文明元年(1542)の年号が彫られているものがある。
観音堂
石仏群
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