NHKテレビ“おはよう日本”よりの抜粋
ラグビーの強豪早稲田大学で、一年生からレギュラーとして
活躍じてきた五郎丸歩選手、19歳で早くも日本代表として、デビュー、
順風満帆の選手生活を送っていました。
しかし2011年のW杯では、大会直前に最終メンバーからはずされ、
グランドに立てませんでした。
五郎丸選手
“なんとなくラグビーをしていて、勿論努力はしていたんですが、
今と比べると、努力が足りなかったと思います。やっぱり、ワールド
カップに対する意気込みと当時の自分と照らし合わせると、まず出る権
利がなかったなと感じますよね。
五郎丸選手は、この苦い経験を成長につなげ、次のWカップでは必ず
出場するために、自分のキックを世界で通用するキックに磨きを上げ
ようと決意しました。
ーム練習の後、一人残って練習する日々。30分以上もボールを蹴り続ける
日もありました。こうした中で、つくりあげていったのが、ルーティンと
呼ばれる一連のキックの動きです。一つ一つの動きに集中することによって
緊迫した場面でも正確なキックが出来ることを目指しました。
さらに、こうした動きをキックごとに自己採点し、改良を重ねていきました。
そしてようやくたどり着いたWカップの舞台.一次リーグでは二位になる
58得点を挙げました。
一つの挫折を盾にして、五郎丸選手は大きな進化を遂げたのです。
五郎丸選手
“失敗しないと自分自身が得るものが少ない。
成功ばかりしててはね、何か、逆境が来ても、それがチャンスだと思えば、
すべてが順風満帆であったといえますし、いいことがあっても、それが、
自分にとってよくないと思えば、それは逆境になってしまいますし、捕らえ方
だと思います。そして今年五郎丸選手は新たな舞台に臨みます。 それは世界
最高峰のスーパーラグビー。そこには、W杯で活躍した世界一流の選手達が
集います。
アナウンサー
“不安はないですか?“
五郎丸選手
“不安はないですね。成功することが楽しみではなくて、失敗して何かいろいろな
ことに気づける、それが楽しみですね。このまま日本でプレーし続ければ、
あまり失敗もせず、指摘もされずにやっていくわけじゃないですか、失敗した先に
何かあると、僕は思っています。
本当に、ゼロからの出発だと思ってやっていきたいです。
W杯をきっかけにラグビーを始める子供達が急増しています。
五郎丸選手
“今はサッカーでも野球でも、海外で活躍する選手にこどもたちが憧れをもつ。
もう時代は変わっているんですね。別に世界を美化するわけで
はなく、日本でもすばらしい部分はいろいろあるんですけれど、ただやっぱり
供達が目指すところは海外で活躍するプレヤーだと自分も理解しています。
僕もプレヤーなので、自分のプレーで皆さんに示したいというのが自分の思いです。
楽しみにしていてください。”
五郎丸選手が書かれた今の心境を表す文字は“初”、初めての海外と、初心に戻る
という意味だそうです。
週4回英語の勉強に励んでおられるそうで、今月一杯国内でのトップ選手とプレーし、
二月にオーストラリヤに出発されるそうです。
ラグビーの強豪早稲田大学で、一年生からレギュラーとして
活躍じてきた五郎丸歩選手、19歳で早くも日本代表として、デビュー、
順風満帆の選手生活を送っていました。
しかし2011年のW杯では、大会直前に最終メンバーからはずされ、
グランドに立てませんでした。
五郎丸選手
“なんとなくラグビーをしていて、勿論努力はしていたんですが、
今と比べると、努力が足りなかったと思います。やっぱり、ワールド
カップに対する意気込みと当時の自分と照らし合わせると、まず出る権
利がなかったなと感じますよね。
五郎丸選手は、この苦い経験を成長につなげ、次のWカップでは必ず
出場するために、自分のキックを世界で通用するキックに磨きを上げ
ようと決意しました。
ーム練習の後、一人残って練習する日々。30分以上もボールを蹴り続ける
日もありました。こうした中で、つくりあげていったのが、ルーティンと
呼ばれる一連のキックの動きです。一つ一つの動きに集中することによって
緊迫した場面でも正確なキックが出来ることを目指しました。
さらに、こうした動きをキックごとに自己採点し、改良を重ねていきました。
そしてようやくたどり着いたWカップの舞台.一次リーグでは二位になる
58得点を挙げました。
一つの挫折を盾にして、五郎丸選手は大きな進化を遂げたのです。
五郎丸選手
“失敗しないと自分自身が得るものが少ない。
成功ばかりしててはね、何か、逆境が来ても、それがチャンスだと思えば、
すべてが順風満帆であったといえますし、いいことがあっても、それが、
自分にとってよくないと思えば、それは逆境になってしまいますし、捕らえ方
だと思います。そして今年五郎丸選手は新たな舞台に臨みます。 それは世界
最高峰のスーパーラグビー。そこには、W杯で活躍した世界一流の選手達が
集います。
アナウンサー
“不安はないですか?“
五郎丸選手
“不安はないですね。成功することが楽しみではなくて、失敗して何かいろいろな
ことに気づける、それが楽しみですね。このまま日本でプレーし続ければ、
あまり失敗もせず、指摘もされずにやっていくわけじゃないですか、失敗した先に
何かあると、僕は思っています。
本当に、ゼロからの出発だと思ってやっていきたいです。
W杯をきっかけにラグビーを始める子供達が急増しています。
五郎丸選手
“今はサッカーでも野球でも、海外で活躍する選手にこどもたちが憧れをもつ。
もう時代は変わっているんですね。別に世界を美化するわけで
はなく、日本でもすばらしい部分はいろいろあるんですけれど、ただやっぱり
供達が目指すところは海外で活躍するプレヤーだと自分も理解しています。
僕もプレヤーなので、自分のプレーで皆さんに示したいというのが自分の思いです。
楽しみにしていてください。”
五郎丸選手が書かれた今の心境を表す文字は“初”、初めての海外と、初心に戻る
という意味だそうです。
週4回英語の勉強に励んでおられるそうで、今月一杯国内でのトップ選手とプレーし、
二月にオーストラリヤに出発されるそうです。