80ばあちゃんの戯言(2)

聞いてほしくて(つづき)

睡眠の悩み解決(2)

2016-01-13 17:31:53 | 最近の出来事
NHK テレビ今日の健康よりの抜粋

国立精神・神経医療研究センター部長 三島和夫さんのお話


遅れている時計を毎日時刻調製していくということはできるが、

二つの鉄則がある。

1) 朝の光をたっぷり浴びる


2) 朝早く起きれない人に対して無茶振りのようだが、

早起きして頂く。

質問

“どうして朝早く起きることが大事ですか?”

朝の光というのは夜型にずれてしまった体内時計を調製する

最大の援軍というか、もっとも効果の高いもので、例えば、

朝7時に起きる人のイメージですが起きてから6,7時間以内、

つまり午後2時過ぎぐらいまでに、光にあたる、特に太陽光

のような強い光を浴び浴びれば浴びるほど翌日の体内時計は

朝型に調製される。しかも起きてから間もない時間に光を

浴びるというのが効率がよく、できれば、天気のよい日には、

ベランダに出るとか、散歩すると朝型に、もどしやすく、

曇った日でも、外に出れば、とても強い光を浴びることが

出来る。

でも、気候かなにかのため、外に出られない時には、窓際から

ま っすぐ外を見るのがよい。横向きだと眼の奥に光がはいら

ないので、正面から太陽の光をまっすぐに眼の中に入れること

が大事で、背中など体が当たってても日焼けするだけで意味が

ない。

ただ午後3時過ぎると、かえって夜型になる。だから外交周り

などで、夕方から日没までの間にばっかり外周りの仕事をされる

方は夜型になってしまう。

夜型の方はジョギングするのでも夜の方がやりやすいけれども、

なるべく朝にした方がよい。

夜は電気の光になるが、太陽光に比べれば、弱いけれどもこれ

も長い時間大型の液晶画面を見てゲームに数時間も熱中する

のはますます夜型になってしまう。

一まづ早起きをすること。早寝早起きといいますが、人間の

メカニズムとして、早寝はできない。毎日時間を決めて、目覚まし

時計で早起きを一二週間ぐらい続けることはできる。

それでしっかり眼を開けて、朝の光を二時間ぐらい浴びると体内

時計がリセットされてきて、三週間続けるとかなり楽になり朝型に

リセットできる。

だから時刻をしっかりと決めて、それを守ること。例えば一時間程度、

早めなければいけない時は一気に早めてよいが、もし、それが苦しくて

たまらない時には、まづ30分早めて、それから一時間にする。

休日に寝坊をすると一気に元に戻ってしまうので、同じ時刻に起きて

2時間光を浴びて、それから眠ければ、また寝てもよい。其の場合は

30分がよいとされていて、それも3時過ぎになると、其の夜の眠りを

妨げることになる。

たかが睡眠ですが、毎日の生活習慣で睡眠不足を溜め込んでしまうと

健康に悪いので、光だとか昼寝をうまく活用して健康になる習慣を

つけてくださいと先生はおっしゃっていましたが、老人のための睡眠法

はまた後日放映されるそうです。(つづく)