NHK テレビ "あさイチ”よりの抜粋
3月1日、室井さんと石井アナが京都宇治の青少年文化研修道場で
一泊二日の禅修業に参加しました。
禅の極意を伝授してくれるのは、京都、黄檗宗(おうばくしゅう)の
大田和史博和尚です。
禅の修業では、今、この瞬間に集中する事で、ひたすら学びます。
そうする事で、余計な不安や悩みから開放され、今をしっかりと
生きる事ができるといいます。
午後5時、最初の修行は食事です。
献立は、一汁一菜。ご飯、お味噌汁、切り干し大根の煮物、
たくあん2切れです。
食事中は私語は厳禁。 音を立てる事も許されません。
ただただ、食べる事に修中するためです。
命をいただく有難さを嚙みしめる事が禅の食事。
石井アナがご飯の入った手桶を動かす時に、ごとごとと
音を立ててしまいました。
和尚
“余計な音を立てない!。”
“お互いに協力しあう!。”
室井さんの頬が、ちょっとほころびそうになりました。
"苦しい!”
“言葉を発してはいけない時間!”和尚さんから声が飛びました。
室井さんが、ご飯粒が一つも残っていないかと、
手桶の中を確認し、これでよしと思った瞬間、和尚さんが、
おしゃもじを取り上げ、
“こうして見ると、しゃもじに白い物がついている。
これでは、何一つ残っていないとは言えない。
白い物が残っている。”と・・・。
米一粒と言えないようなものまで、徹底的に食べ切らなければ
なりません。
お茶を入れたお茶椀の中に、たくあんを入れて、
おしゃもじや、おたまについたものをこすりとるようにしていると、
和尚さんから
”最後に、たくあんまで食べてください!“と。
室井さん何だか不服そうです。
“心の強さが、試されているような気がしました。”
(つづく)
3月1日、室井さんと石井アナが京都宇治の青少年文化研修道場で
一泊二日の禅修業に参加しました。
禅の極意を伝授してくれるのは、京都、黄檗宗(おうばくしゅう)の
大田和史博和尚です。
禅の修業では、今、この瞬間に集中する事で、ひたすら学びます。
そうする事で、余計な不安や悩みから開放され、今をしっかりと
生きる事ができるといいます。
午後5時、最初の修行は食事です。
献立は、一汁一菜。ご飯、お味噌汁、切り干し大根の煮物、
たくあん2切れです。
食事中は私語は厳禁。 音を立てる事も許されません。
ただただ、食べる事に修中するためです。
命をいただく有難さを嚙みしめる事が禅の食事。
石井アナがご飯の入った手桶を動かす時に、ごとごとと
音を立ててしまいました。
和尚
“余計な音を立てない!。”
“お互いに協力しあう!。”
室井さんの頬が、ちょっとほころびそうになりました。
"苦しい!”
“言葉を発してはいけない時間!”和尚さんから声が飛びました。
室井さんが、ご飯粒が一つも残っていないかと、
手桶の中を確認し、これでよしと思った瞬間、和尚さんが、
おしゃもじを取り上げ、
“こうして見ると、しゃもじに白い物がついている。
これでは、何一つ残っていないとは言えない。
白い物が残っている。”と・・・。
米一粒と言えないようなものまで、徹底的に食べ切らなければ
なりません。
お茶を入れたお茶椀の中に、たくあんを入れて、
おしゃもじや、おたまについたものをこすりとるようにしていると、
和尚さんから
”最後に、たくあんまで食べてください!“と。
室井さん何だか不服そうです。
“心の強さが、試されているような気がしました。”
(つづく)