パート社員の時給増が流通や外食業界の人手不足に拍車をかけている。税や社会保険料の負担で優遇される目安の103万円や106万円といった「年収の壁」に届きやすくなり、働く時間を減らす人が増えているためだ。働き方改革で正社員の残業による穴埋めも難しくなり、営業時間見直しを迫られる店も出てきた
大阪市長「世論は動きつつある」
米サンフランシスコ市に設置された慰安婦像と碑文の受け入れをエドウィン・M・リー市長が22日(現地時間)に承認したことを受け、姉妹都市である大阪市の吉村洋文市長は23日、「今後、姉妹都市解消に向けた手続きを行い、12月中に完了させたい」とするコメントを発表した
吉村市長はコメントで、リー市長の承認について「再三にわたって受け入れをしないよう要請してきた。このような状況にもかかわらず積極的に署名を行うなどし、大変遺憾」と言及した
また姉妹都市は「強固な信頼関係に基づくもの」と位置づけ、「両市の姉妹都市の信頼関係は消滅したと考える」と指摘。その上で「今後、姉妹都市解消に向けた内部手続きを行い、12月中には手続きを完了させたい」との方向性を示した
雷によって放射線「ガンマ線」が生じ、大気中の窒素と核反応を起こすことが分かったと、京都大や北海道大、東京大、名古屋大などのチームが22日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した
チームによると、発生するガンマ線は人体にほとんど影響がないレベル。核反応とは原子核がさまざまな影響で別種の原子核に変わる現象。雷にガンマ線が伴うことは知られていたが、大気中で起きる核反応の証拠を明確に観測した例はなかったという
米テスラの最高経営責任者(CEO)で、起業家のイーロン・マスク氏がロサンゼルス近郊で始めた地下トンネルの建設工事が話題を呼んでいる。掘削速度を従来の10倍、コストを10分の1にするという壮大な構想を打ち出したためだ。マスク氏は「誰も成功すると思っていないからやりやすい」と冗談を飛ばすが、その裏にはもちろん高い技術と緻密な戦略がある
マスク氏率いるトンネル掘削ベンチャー、ボーリングカンパニーが導入した新手の資金調達「IHO(イニシャル・ハット・オファリング)」。現在、調達金額は30万ドル(3360万円)を突破した。その名称は最近流行の仮想通貨を使った資金調達法「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)」をもじったものだが、中身は全く異なる
実は米のトンネル工事では、工期だけでなく計画調整や認可に長い時間がかかることも大きな問題になっている。通常そこに15~20年もかかり、実際の工事は3年ほど。いくら工期を短縮しても、調整や認可が今のままでは限界がある
「渋滞は地獄で、経済損失は甚大だ」。マスク氏は事あるごとにロサンゼルスの渋滞へのいらだちを表明し、市民の間でマグマのようにたまった交通インフラへの不満を刺激しようとしている。ツイッターのフォロワーには、地元の政治家に地下開発の許認可へ圧力をかけるよう訴える
訪韓の公明・山口那津男代表“勇み足”リスク
安倍晋三首相クギ「呼吸合わせて」 23日に文在寅大統領と会談へ 月末は訪中、習主席とも
安倍晋三首相は22日、出発に先立って官邸を訪れた山口氏と面会し、文氏への親書を託した。山口氏は記者団に「公明党の韓国との交流を生かしながら日韓関係の発展を担いたい」と意欲を語った。25日まで滞在し、政府・議会関係者と会談するほか、来年2月に開幕する平昌五輪の関連施設などを視察する。30日から12月3日は中国を訪れる
「与党として、政府と呼吸を合わせて頑張っていただきたい」
首相は山口氏との面会で、激励とも念押しともとれる言葉を口にした