ホワイトハウスのレビット大統領報道官は11日の記者会見で、「日本は(米国から輸入する)コメに700%の高関税を課している」と名指しで批判した。ただ、日本が一定量のコメを無税で輸入する「ミニマムアクセス(最低輸入量)」の仕組みに言及していないうえ、700%という税率の根拠も示しておらず、日米間で混乱を招きそうだ。
レビット氏は会見で、貿易相手国が米国に高率の関税を課している代表例を1枚の資料を基に説明。カナダ、インドに続き、日本がコメに課している関税に触れた。
だが、日本は輸入米を一定量まで関税ゼロで受け入れるミニマムアクセスの仕組みを設け、米国を含む各国から年77万トンを上限に国が買い取っている。この枠内であれば、米国に課されるコメの関税はゼロだ。 産経新聞
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