ふくらく通信

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2011年3月12日の記録:仙台市太白区長町

2018-01-15 11:28:00 | 東北被災地の歩み:仙台

 2011年3月12日 晴れ


日中、外に出て長町周辺を歩いてみる。

長町駅と太子堂駅の間で、貨物と4両客車の列車が停車。

駅は封鎖状態。

「あすと長町」の大通りを通った時、東の空に黒煙が、雲のようになって長くたなびいているのが見えた。


「たいはっくる」(長町駅前の太白区図書館・会議室・店舗などの複合施設)は、外壁のはがれや歩道の継ぎ目などが破損、少し段差が出来ている。
 

長町南付近も、歩道に起伏が出ていた。

長町付近で唯一、「まるげん」が営業し、青果を買う人の列が出来る。

数少ない公衆電話の前に、並ぶ人の姿もある。


 

新しい地区である「あすと長町」は、水道や道路も特に問題ない模様。

電気も12日の夜7:20頃に復旧した。


都市ガスや水道より、電気の復旧が一番早い。

うちはたまたま断水せず、助かった。



パソコンや携帯電話の充電はできたが、携帯電話はまだ繋がらない。

インターネットは使えた。

だが、節電のため、パソコン利用も短時間にし、使用を控える。




食料備蓄、カセットコンロ、ろくそく役立った。

電池の必要性を痛感。

 

充電池、リモコンなどの電池を集めて使用。

ラジオや懐中電灯と、普段使うリモコンなどと使用電池が同じだと助かる。



歴史的な大地震を、経験してしまったのだとしみじみ思う。



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