ピアノの練習が少し楽しくなってきた‼️

2019年05月13日 09時00分00秒 | 日記
りょうちゃんがピアノのレッスンを受け始めてから、1年以上が経過した。家で練習しないで週1回、30分の練習だけなので全然進まないけど、まぁそれは構わない。もともと音大に入れるとか、ピアノで食べていけるようにと考えているわけではなくて、りょうちゃんが楽しんで弾けるようになったらいいと思ってただけだから。
 
ところが、この1年、途中で先生を変えつつレッスンを見守ってきたけど、全然楽しそうじゃないんだよね😓 レッスンがすごく嫌という感じではないけど、楽しそうじゃない。
 
それで、何がいけないのかなぁと考えて思ったのは、最初から薄々思っていたけど、練習曲がものすごーくつまらないということ。
よく、友達や知り合いでも、ピアノはバイエルで挫折したと聞いたことがあって、その「バイエル」というのを私は知らないけど、きっとこういう、テクニックを上げるための基礎練習曲なんじゃないかなぁと想像している。そして、それが苦痛なのは、曲がつまらないからじゃないかと。
 
 
それで、ちょうど、りょうちゃんのピアノテキストの区切りがついたので、そのタイミングで、練習曲を変えてほしい、できれば子どもがよく知っていて、弾きながら歌える曲。最初は童謡とかでいいけど、目標はジブリの映画音楽や、ウルトラマンのテーマソングだと伝えた。
 
そうしたら、早速、先週の土曜日に、「チューリップ」の曲で練習させてくれたらしい。それは、両手で同時に弾くからりょうちゃんにしたら難しいんだけど(今まで片手ずつ交互に弾く練習だったからね)、昨日、りょうちゃんに、どんな感じで弾いたの? ママに聞かせて、とお願いしたら、最初は渋々、途中からは夢中で練習し始めた。
 
まだ「さいた、さいた」のところしか覚えてないということで、その部分だけだったけど、一生懸命、でも楽しそうに歌いながら弾いてて、それが可愛くて、ママも嬉しくなった。
 
そうそう、これこれ、最初に習い始めた時にイメージしてたのは、こういうことなのよ‼️
いいの、チューリップでも、むすんでひらいてでも、キラキラぼしでも。クラシックは好きだけど、りょうちゃんが楽しいなら、そんな高尚な曲じゃなくて全然構わない。
 
りょうちゃんが、
 
「あ、ちがう」
「またまちがえた。あれ、難しいな」
「こうだ、できた‼️
「さいた〜、さいた〜」
 
なんて言いながら、イライラもせず、強制もされずに練習してるなんて、素晴らしいことだよ😆✨
 
結局、りょうちゃんは、「さいた、さいた」の部分が自分で納得できるように弾けるまで何回も練習したし、そのあと、デタラメにではあるけど、ピアニスト気分でしばらくピアノに向かって演奏していた。
そして、今さらながら思うのは、どうしてもう少し、こういう曲の練習にしてほしいと先生に要望しなかったのかということ。もっと早くお願いすれば良かった。
 
レッスンを始めた時に、音大に行かせようとかは考えてなくて、楽しく弾けるようになればいいという話は先生にはしたんだけど、十分に伝わってなかったんだなぁ。むしろ、先生は今までの自分の経験や、ピアノが上手になるためにはこういう練習が必要、というのがあるから、なかなかこちらの要望が理解できなかったのかも。
 
来週からもこんな感じで、ぜひ1曲弾けるようにさせてあげてほしい。そうしたら、もっと色々弾きたくなるから。そして、りょうちゃんの弾きたくなる曲を選んでほしい。強制じゃなく、自分から練習したくなるように。
 
とりあえず、出だしで時間はかかったけど、いい方向に動き出して良かった‼️