昨日は生協の宅配が届く日で、いつも通り、箱を開けるとドライアイスが入っていた。
だいたいいつもは、水の中にドライアイスを入れて、煙を出して楽しんでるんだけど、今回はふと、この前、「でんじろうのTHE実験」という番組でやっていた実験を思い出した。
実験の内容は、ドライアイスに刻み目を入れて、そこに100円玉などのコインを立てると、コインがカタカタと小刻みに動き出すというもの。
実は、コインは金属だから熱伝導率が高く、ドライアイスに触れるとその部分が溶ける。そして、溶けた部分とコインの間に二酸化炭素のガスが発生して、押し返されたコインが溝の反対側に倒れかかる。そうすると、またそこが溶けてガスが発生し、押し返されて溝の反対側に倒れかかり、またそこが溶けて・・・というのを高速で繰り返すことで、コインがカタカタと音を立てるとのことだった。
さて、りょうちゃんに「この前テレビで見た実験やろう‼️」と持ちかけると、
「あ、そんなのあったね、やろう、やろう😆✨」
と大盛り上がり。
コインをドライアイスに擦り付けるとちょうどいい溝ができたので、早速、そこにコインを置いてもらうと、カタカタカタッと高速で動きだした。
「やった〜、実験成功‼️」
と二人で喜んだけど、少しするとコインが止まってしまった。どうやら、コイン自体が冷えすぎて、ドライアイスが溶けなくなったせいらしい。こういうことは、実際に実験してみないと分からないことで、そこに実験の意義がある。本で見ただけじゃ分からないことを知れるのが、まさに実験の醍醐味だね🎶
すると、りょうちゃんは、
「ママ、新しいコイン出して」
と言い出し、何枚ものコインを代わる代わるドライアイスに立てて楽しみ始めた。そのうち、ドライヤーを持ち出して冷えたコインを温めてからドライアイスに乗せるようになり、さらに、しばらくしたら、ドライアイスの上にコインを置きっぱなしにすると、コインの周りに霜が付いて、最後は雪に埋もれたみたいになることを発見した。
おそらく、この霜は、空気中の水分が凍ったものじゃないか、という予測を話すと、
「へぇ、そうかぁ」
と感心してたけど、しまった、自分で考えさせるんだった😅 つい思いつきで喋っちゃったよ💦
「ママ、これを、明日の朝までこのままにしておいて」
というので、「いいよ」と言って、テーブルに出しっぱなしのまま眠ることにした。
そして、今朝。目を覚ましたりょうちゃんは、真っ先に昨夜のドライアイスのところを見たけど、予想通り、溶けて跡形もなくなってて、
「うん、溶けてるね」
と納得。
分かってても、自分の目で見たかったんだね。
もらったドライアイスと手持ちのコインで、いい勉強ができたね‼️