心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

ライオンキング東京 平成20年6月20日(金)マチネ

2008年06月23日 22時55分47秒 | 劇団四季
平成20年6月20日(金)
ライオンキング in 東京 四季劇場 春 13:00~

【本日のキャスト】
ラフィキ…金原 美喜
ムファサ…劉 昌明
ザズ…雲田 隆弘
スカー…栗原 英雄
ヤング・シンバ…成瀬 翔太
ヤング・ナラ…片山 由里恵
シェンジ…池末 絵己子
バンザイ…大塚 俊
エド…岡本 繁治
ティモン…黒川 輝
プンバァ…川辺 将大
シンバ…三雲 肇
ナラ…田村 圭
サラビ…ユ シン

東京遠征一発目は、私自身よーく知ってるライオンキング。

ちょっと早めに四季劇場 春に到着。よくテレビで観る
ライオンキングマーク+「春」の文字が少し遠くから見えた時は、
いよいよ東京で舞台観劇が始まるなぁとドキドキしてまいりました。

開場20分前でしたが、すでに中学生・高校生の集団が開場待ち
していました。大きな荷物を持ってなかったから、修学旅行ではなく
課外授業だと思います。学生のうちから演劇に親しむのはとても
いいことですね。
私も高校1年生の時、福岡シティ劇場の柿落とし公演「オペラ座の怪人」を
授業の一環で観にいったのを覚えています。

【ザズ…雲田 隆弘】
まずはこの人、雲田さん!
4、5年前の福岡公演で、TVの特集に出演されていたDVDを観ました。
とにかくパペットの使い方が素晴らしく、本当に生きているように
思えました。
初日にラインキングの観劇を持ってきたのも、半分は雲田さんのザズ
さばきを生で拝見するためでありました。

サークルオブライフで舞台に駆け込んでくるスピードがとても速い
全体的に動きがしなやかで、メリハリのある身のこなしが印象的でした。

さて、注目のパペットさばきですが、もう、サークルオブライフから
すごかったです。飛んでくるパペットを片手で見事に、そして難なくキャッチ

モーニングリポートで、各セリフに合わせて、一つ一つザズを丁寧に操作して
いきます。
一番驚いたのが「サイチョウ体調崩れてる」で、ザズが本当に体調を崩して
だら~んとしている様子を表現していたところです。
あんな表現をどのように操作したら実現できるのでしょうか。
うーん、熟練技術だなぁ

クビークビークビーの壊れ方も、雲田さん独自のパターンで笑わせて
もらいました。自分でくちばしを頭に刺して、「いてっー!」には
大笑いしてしまいました。

ザズという役柄は基本的に、おしゃべりで、お調子ものの執事という設定
だと思いますが、
岡崎さんはその中でも落ち着きを持っているザズ、
雲田さんはテンションが高く、ちょっと変わり者のザズ
という印象を受けました。

どんな演技でも一切手を抜くことなく、役を演じられているというのが
ビシビシと伝わってきました。そんな姿から、四季の中でもトップクラスの
役者であることを確認することができました。

【ラフィキ…金原 美喜】
これまでずっと大きな鄭さんを観てきましたので、とても小柄で可愛い
ラフィキというように感じました。動きだけでなく、セリフもちょこまかして、
とても面白かったですよ~。

【ムファサ…劉 昌明】
この方は、「ユタ」でヒノデロ役でキャストされているのを、パンフで見たことが
ありました。
歌はとても丁寧に歌っており、なかなか良かったです。でも、ウツミンに比べると
セリフの感情の込め方がまだまだだなぁと思いました。

【ヤング・シンバ…成瀬 翔太】
子役ファンとして、やはりヤング・シンバは楽しみでした。パンフを買ったけど、
東京の子役はやはり知らない子ばかりですね。(当然じゃ)

さーて、成瀬くんですが、全体的にとてもレベルが高かったです。
特に歌は圧巻でしたね。「早く王様になりたい」は、心の底から上手いと思いました。
子供ながらに、ちょっと高井さんが入っている感じ。
とにかく、めちゃくちゃ特訓をしているというのが伝わってきました。

【シンバ…三雲 肇】
まず、大きい!
筋肉もかなりあるのですが、田中さんのようなモリモリというよりは、
ゴツゴツという感じです。(分かるかね?)
まだ、シンバをやり始めて間もないので、演じてる感アリアリですが、
今後に期待できるシンバでした。いつか福岡にくるでしょうから、
楽しみにしてますよー。

【ナラ…田村 圭】
とても可愛いナラでした。セリフもとても自然で良かったです。
「シャドーランド」は迫力が若干不足しているものの、終始安定していました。
本当に可愛かったですよ