平成20年11月3日(月)
マンマミーア in 名古屋ミュージカル劇場 13:00~
【キャスト】
ドナ・シェリダン…五東 由衣
ソフィ・シェリダン…江畑 晶慧
ターニャ…増本 藍
ロージー…青山 弥生
サム・カーマイケル…渡辺 正
ハリー・ブライト…味方 隆司
ビル・オースティン…坂本 剛
スカイ…玉城 任
アリ…孫田 智恵
リサ…丸山 れい
エディ…上田 亮
ペッパー…鎌滝 健太
行ってきました、『マンマ・ミーア!』
前回観たのは8月だったので、約2ヶ月半ぶりです。
前回から大分キャストが変わっています。
ソフィ・シェリダン…谷内→江畑
ターニャ…八重沢→増本
ハリー・ブライト…明戸→味方
ビル・オースティン…脇坂→坂本
スカイ…田中→玉城
エディ…坂本→上田
何といっても、注目はデビュー週の江畑さんソフィです。
ライオンキングのナラ役で2度程観ましたが、かなり
歌唱力のある役者さんだなぁという印象がとても
強いです。
でも、その江畑さんが、ソフィをやるなんて、全く予想して
なかったし、イメージが湧きませんでした。
【ソフィ・シェリダン…江畑 晶慧】
幕が上がり、いよいよ江畑さんソフィが目の前に。
まず、かわいい~何か、ホワーンって感じです。
歌は低音が心地よく響きます。ナラの『シャドーランド』で
聴かせてくれた歌唱力は、ソフィでも健在です。
セリフも一切つまるところがありませんでした
普通、デビュー週といえば、少しくらい、言い間違えたり、
するものなのかなと思ってましたが、余計な心配でした。
五東さんドナとの相性は、可絵ちゃん、谷内さんより、江畑さんの
方がいいように思えます。
本当に親子のように思えるんですよね。
ポワーンとしたところや、顔の雰囲気が二人とも似ているんです
『Thank you for the music』で、「この生命を~♪」のところは
裏声ではなく、地声で歌いきっていました。
素晴らしい
最近では最も好きなナンバー『The Name Of The Game』も
とてもよかったです
「あなたと、出会って、まだ一日なの」
「何か感じるわ、あなたのその眼差し」
「これから先、どうなるのかしら」
「知りたいの、教えてほしい」
静かーな雰囲気の中での、ビルとのやり取りが、とても幻想的に映ります
このシーン大好きですー
江畑さんソフィ、歌、セリフ、共にパーフェクトの出来でした
デビュー週からまさかこのレベルとは…、驚いてしました
ただですね、この方を観てて最も魅力的に感じたのは、コミカルな
動きでした
観ててとーっても楽しい気分にさせてくれるソフィでした。
いやー、このコミカルさは、きっと天性のものですよ。
ナラ役ではそれがちょっと足を引っ張ってたように感じたのですが、
ソフィ役ではそれが十二分に活きています。
一回観ただけですが、一番好きなソフィになってしまいました
いやー、このソフィはクセになりますよー
【ドナ・シェリダン…五東 由衣】
五東さん、お久しぶりです。
まず、全てにおいて、パワーアップされていました。
前回までは、どこかまだ五東さんの中でドナ像が固まっていない
ような印象を受けていたのですが、すでに確立されたように
映りました。
すべての演技が自然体になっているんですよね。
演じている感がしなくて、感情のこもった演技・セリフが客席の
我々にストレートに届く感じです。
また、歌い方を変えられたように思えます。
一幕の『Money,Money,Money』や、『マンマミーア』は、前回までの
歌い方は、途切れ途切れになってしまい、聴いていてちょっと違和感が
ありましたが、それが解消されいて、全体的にスムーズに聴くことが
できました。
8月ぐらいはまだデビューしたてで、毎日毎日、ドナ像を作っては
壊して、作っては壊してを繰り返して、五東さん自身に非常に
負担がかかっていたんじゃないのかなぁと思いました。
時折、表情に疲れが見えていたんです。
ところが今回は、全体的に演技に余裕が感じられました
『Slipping Through My Fingers』では、これまでよりも、
すすり泣く方々が多かったように感じました
そして、ドレスに足を入れようとするところでは、かなりウケて
いました
この方は本当に一流の女優さんなんですね。
今更ながらそれを確信することができました
【ターニャ…増本 藍】
お初です。
八重沢さんが長かっただけに、青山さんとの相性はどうかな~と
思ってましたが、息がばっちし合っていました
ターニャの笑いのポイントはしっかり押さえていて、八重沢さん同様
劇場中が笑いに包まれていました。
お顔を見ると、やはり『ダンジャ~』って思ってしまいます。
【ダディーズ】
味方さん、お会いしたかったです~。今年6月の『思い出を売る男』の
広告屋依頼です。
ハリーでお会いするのは初めてです。というか、明戸さん以外の方の
ハリーを観るのは今回が初めてでした。
セリフにすごく深みがある方ですね。この方の周りだけ、ゆーたりと
した空気が流れている感じでした
坂本さんビルもとーっても良かったです。エディ役で出演されていた時は、
正直申し上げて苦手だったんです何か軽い感じに映って。
でも、ヒゲを生やし演じるビルは、とても野性的で、ジャングルの中でも
一人で生き抜いていけそうな、たくましさがとても伝わってきました
セリフはちょっとぎこちない感じだけど、それがビルという役らしくて逆に
良く映りました。
渡辺さんサム、味方さんハリー、坂本さんビル、
この3人のダディーズはバランスの良さで言えば、これまで観てきた
組み合わせの中で一番かもしれません。
【エディ…上田 亮】
エディ役の上田 亮さんは、左ひざに目立たないように、テーピングを
していました。
大丈夫かなと思いましたが、動きを見る限り、それほど大事には
至ってないようで安心しました。でも、舞台でもテーピングしてる
ってことは、明らかに具合が良くないってことですよね。
途中から、上田さんの左ひざが心配で仕方ありませんでした
ひざの故障というのは足首と同じで、本当に厄介ですよね。
使わないということができない箇所ですから。治りが遅いですし。
足に不安がある自分にとって、他人事とは思えないのです。
【最後に】
いやー、やっぱり、『マンマ・ミーア!』はいいですね
私の舞台観劇のきっかけになった作品なので、特に思い入れの
深い演目です。
さらに、名古屋公演では、新ドナ、新ソフィと、いろいろな
キャストで観劇できるところがGOODです
幕間で初見の方々なのか、「ビルが建築家だっけ?」、
「え~、違うんじゃないの~?よく分からないけど…」と
言っていました。
そうなんですよね、『マンマミーア』は、ちょっと名前が覚え
にくいんですよね
僕は3回目でようやく覚えました…
マンマミーア in 名古屋ミュージカル劇場 13:00~
【キャスト】
ドナ・シェリダン…五東 由衣
ソフィ・シェリダン…江畑 晶慧
ターニャ…増本 藍
ロージー…青山 弥生
サム・カーマイケル…渡辺 正
ハリー・ブライト…味方 隆司
ビル・オースティン…坂本 剛
スカイ…玉城 任
アリ…孫田 智恵
リサ…丸山 れい
エディ…上田 亮
ペッパー…鎌滝 健太
行ってきました、『マンマ・ミーア!』
前回観たのは8月だったので、約2ヶ月半ぶりです。
前回から大分キャストが変わっています。
ソフィ・シェリダン…谷内→江畑
ターニャ…八重沢→増本
ハリー・ブライト…明戸→味方
ビル・オースティン…脇坂→坂本
スカイ…田中→玉城
エディ…坂本→上田
何といっても、注目はデビュー週の江畑さんソフィです。
ライオンキングのナラ役で2度程観ましたが、かなり
歌唱力のある役者さんだなぁという印象がとても
強いです。
でも、その江畑さんが、ソフィをやるなんて、全く予想して
なかったし、イメージが湧きませんでした。
【ソフィ・シェリダン…江畑 晶慧】
幕が上がり、いよいよ江畑さんソフィが目の前に。
まず、かわいい~何か、ホワーンって感じです。
歌は低音が心地よく響きます。ナラの『シャドーランド』で
聴かせてくれた歌唱力は、ソフィでも健在です。
セリフも一切つまるところがありませんでした
普通、デビュー週といえば、少しくらい、言い間違えたり、
するものなのかなと思ってましたが、余計な心配でした。
五東さんドナとの相性は、可絵ちゃん、谷内さんより、江畑さんの
方がいいように思えます。
本当に親子のように思えるんですよね。
ポワーンとしたところや、顔の雰囲気が二人とも似ているんです
『Thank you for the music』で、「この生命を~♪」のところは
裏声ではなく、地声で歌いきっていました。
素晴らしい
最近では最も好きなナンバー『The Name Of The Game』も
とてもよかったです
「あなたと、出会って、まだ一日なの」
「何か感じるわ、あなたのその眼差し」
「これから先、どうなるのかしら」
「知りたいの、教えてほしい」
静かーな雰囲気の中での、ビルとのやり取りが、とても幻想的に映ります
このシーン大好きですー
江畑さんソフィ、歌、セリフ、共にパーフェクトの出来でした
デビュー週からまさかこのレベルとは…、驚いてしました
ただですね、この方を観てて最も魅力的に感じたのは、コミカルな
動きでした
観ててとーっても楽しい気分にさせてくれるソフィでした。
いやー、このコミカルさは、きっと天性のものですよ。
ナラ役ではそれがちょっと足を引っ張ってたように感じたのですが、
ソフィ役ではそれが十二分に活きています。
一回観ただけですが、一番好きなソフィになってしまいました
いやー、このソフィはクセになりますよー
【ドナ・シェリダン…五東 由衣】
五東さん、お久しぶりです。
まず、全てにおいて、パワーアップされていました。
前回までは、どこかまだ五東さんの中でドナ像が固まっていない
ような印象を受けていたのですが、すでに確立されたように
映りました。
すべての演技が自然体になっているんですよね。
演じている感がしなくて、感情のこもった演技・セリフが客席の
我々にストレートに届く感じです。
また、歌い方を変えられたように思えます。
一幕の『Money,Money,Money』や、『マンマミーア』は、前回までの
歌い方は、途切れ途切れになってしまい、聴いていてちょっと違和感が
ありましたが、それが解消されいて、全体的にスムーズに聴くことが
できました。
8月ぐらいはまだデビューしたてで、毎日毎日、ドナ像を作っては
壊して、作っては壊してを繰り返して、五東さん自身に非常に
負担がかかっていたんじゃないのかなぁと思いました。
時折、表情に疲れが見えていたんです。
ところが今回は、全体的に演技に余裕が感じられました
『Slipping Through My Fingers』では、これまでよりも、
すすり泣く方々が多かったように感じました
そして、ドレスに足を入れようとするところでは、かなりウケて
いました
この方は本当に一流の女優さんなんですね。
今更ながらそれを確信することができました
【ターニャ…増本 藍】
お初です。
八重沢さんが長かっただけに、青山さんとの相性はどうかな~と
思ってましたが、息がばっちし合っていました
ターニャの笑いのポイントはしっかり押さえていて、八重沢さん同様
劇場中が笑いに包まれていました。
お顔を見ると、やはり『ダンジャ~』って思ってしまいます。
【ダディーズ】
味方さん、お会いしたかったです~。今年6月の『思い出を売る男』の
広告屋依頼です。
ハリーでお会いするのは初めてです。というか、明戸さん以外の方の
ハリーを観るのは今回が初めてでした。
セリフにすごく深みがある方ですね。この方の周りだけ、ゆーたりと
した空気が流れている感じでした
坂本さんビルもとーっても良かったです。エディ役で出演されていた時は、
正直申し上げて苦手だったんです何か軽い感じに映って。
でも、ヒゲを生やし演じるビルは、とても野性的で、ジャングルの中でも
一人で生き抜いていけそうな、たくましさがとても伝わってきました
セリフはちょっとぎこちない感じだけど、それがビルという役らしくて逆に
良く映りました。
渡辺さんサム、味方さんハリー、坂本さんビル、
この3人のダディーズはバランスの良さで言えば、これまで観てきた
組み合わせの中で一番かもしれません。
【エディ…上田 亮】
エディ役の上田 亮さんは、左ひざに目立たないように、テーピングを
していました。
大丈夫かなと思いましたが、動きを見る限り、それほど大事には
至ってないようで安心しました。でも、舞台でもテーピングしてる
ってことは、明らかに具合が良くないってことですよね。
途中から、上田さんの左ひざが心配で仕方ありませんでした
ひざの故障というのは足首と同じで、本当に厄介ですよね。
使わないということができない箇所ですから。治りが遅いですし。
足に不安がある自分にとって、他人事とは思えないのです。
【最後に】
いやー、やっぱり、『マンマ・ミーア!』はいいですね
私の舞台観劇のきっかけになった作品なので、特に思い入れの
深い演目です。
さらに、名古屋公演では、新ドナ、新ソフィと、いろいろな
キャストで観劇できるところがGOODです
幕間で初見の方々なのか、「ビルが建築家だっけ?」、
「え~、違うんじゃないの~?よく分からないけど…」と
言っていました。
そうなんですよね、『マンマミーア』は、ちょっと名前が覚え
にくいんですよね
僕は3回目でようやく覚えました…