
以前
ヤブガラシの
写真を撮っていて
アサガオやフジなどと
違う巻きつき方を
していることに
気がつきました。

ツル植物と
ひと口で言っても
アサガオやフジは
茎そのものが
巻きついていく
タイプです。
一方
ヤブガラシやゴーヤは
巻きひげで
つかまっていく
タイプです。
2回にわけて
ツル植物について
考えてみたいと
思います。
大昔
自然観察会に
参加していた頃
アサガオは
左巻きと
教えてもらいました。
支柱を右手で
握ったとき
親指の方向に
ツルが伸びていれば
右巻き。
左手で握ったとき
親指の方向に
伸びていれば
左巻きだと
教えてもらいました。
このアサガオのツルは
左手で握った
親指の方向に
伸びていますから
左巻きになりますね!

ところが
最近の本を読むと
アサガオは右巻きと
書いてあります。
いつの間にか
アサガオが巻き方を
変えたのでしょうか?
遺伝的に
決まっていますから
そんなわけありません。
統一の見解が
出たようです。
巻きついている
ツルを外から見て
右方向に
向いていれば「右巻き」。
ツルの伸びる方向を
下から見て
時計回りならば「右巻き」。
とされているようです。
では
フジはどうでしょう?

このフジは
下から見て
反時計回りだから
左巻きです。

藤棚のフジですので
ノダフジだと思います。


ところがフジには
ヤマフジもあり
巻き方が反対だとか!?
ツルの巻き方
ひとつ取り上げても
ややこしい。
ここまで考えて
年寄りには無理だと
投げ出してしまいました。(笑)
植物は奥が深い!
長々とスミマセン。