木曽Now

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夏は去り 冬来る

2018年11月19日 08時01分30秒 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温  4.1℃   昨日の最高気温  11.4℃

木曽町新開     午前8時の気温  5.0℃     今朝の天気   曇り


「夏は去り 冬来る」

何のことだと

思いませんでしたか。


夜9時から10時頃

星空を眺めると

夏の星座が

西の空に沈みかけ

冬の星座が

東の空から昇ってきます。


北西の方向に

十字架を立てたような

はくちょう座

こと座が今まさに

沈もうとしています。

一方南東の空には

オリオンの雄姿が

昇り始めています。

 

よく夏の星座

冬の星座と言いますが

夏の星座は

夏の季節しか見られない

わけではありません。


実際には春先でも

この晩秋でも夏の星座は

時間さえずらせば

見ることができます。


夏の星座と言えば

6~8月の夏の時期

夜の8時から夜中ころ

南の空に見られる

星座と言うことになります。


一方北極星に近い

カシオペア座は

日本付近では

ほぼ地平線に

沈むことがないため

周極星と呼ばれ

北極星を見つける

目印になっています。


小学校4年の理科の教科書に

出てくる有名な星座です。


オリオン座より高い所に

5角形の星座が見えています。


一等星はカペラですが

もっとも北寄りにある

一等星なので

カペラを見る機会が

日本ではとても多いです。


日本よりもっと北へ行けば

ぎょしゃ座のカペラも

周極星として

一晩中沈まないはずです。

 



 

 


寂しくないフォーマルハウト 秋の一つ星

2018年11月13日 08時00分30秒 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温  1.7℃   昨日の最高気温  14.5℃

木曽町新開     午前8時の気温  3.0℃     今朝の天気   晴れ


木曽到着の夜

下り坂のお天気と

競争で星の写真を撮った。

 

目的は秋の星座唯一の

一等星フォーマルハウトの撮影。

 

星の写真は1年近く

ご無沙汰しているので

カメラの慣らし運転も

兼ねての撮影です。

 

拙宅の玄関を出た所

V字に望める南の空に

本来ならぽつんと寂しそうに

光っているのが

「秋の一つ星」と呼ばれる

みなみのうお座の一等星

フォーマルハウトです。

 

しかし今はすぐ右上に

先日大接近した火星が

明るく輝いているため

フォーマルハウトも

寂しくないようです。

 

フォーマルハウトとは

魚の口と言う意味で

星座の絵では

すぐ上のみずがめ座から

流れ落ちる神酒を飲んでいる

魚が描かれています。

 

酔っぱらっているので

赤く輝いているのかと思いきや

白っぽい色をしています。

 

カメラを北に向けて

カシオペヤ座を

1枚撮影したところで

雲が流れてきて

あえなく断念しました。

 

フォーマルハウはブロ友

コアジサイさん

大好きな星だそうです。

 

 

 

 


開田高原 北天の星 西天の星

2018年03月30日 08時15分18秒 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温    -1.7℃   昨日の最高気温   18.4℃
木曽町新開     午前8時の気温     1.0℃     今朝の天気    晴れ


一昨日(28日)の夜

tenten-3さんから

「今夜は晴れているので星空撮りに行かれるのでしょうか?」

とコメントを

いただいた。

 

どうして

分かるのだろう?

と少々驚いた。

 

開田に

星の写真を撮りに行く

準備を整え

パソコンンの電源を

落とそうとしている

時だった。

 

今日は先日のリベンジ

コナラの一本木を入れた

北天の写真と

御嶽山を入れた

西天の写真を

撮ろうと決めていた。

 

撮影場所が離れるので

1台のカメラは置きっぱなし

そばについていられない。

 

先客がいたら

計画通りには

撮影できない。

 

2台のカメラを

セットし約1時間

クッションの悪い

軽トラの中で待機する。

 

車が通らないことを

祈りながら

タブレットで

時間をつぶす。

 

約1時間

無事撮影終了した。

 

さてさてリベンジできたのか

返り討ちにあったかは

ご判断ください。


『北天と開田高原のコナラ』

(NIKON D800E   19mm   f4.5   ISO400   2018.3.28  22:25~ 10秒露光×256 SiriusCompにて比較明合成)


『御嶽山に沈む冬の大三角』

(RICOH  GR  18mm   f5   ISO400   2018.3.28  22:23~ 13秒×245   カメラ内インターバル合成)


無事到着しました。

2018年03月13日 07時24分57秒 | 星・星座

渋滞もなく

無事大阪に

戻ることができました。

 

やはり

大阪は暖かいです。

 

もう一日

開田発のブログです。

 

3月10日

あまりに星が

美しかったので

コナラと北天の星を

狙ってみました。

 

 

月の出は

夜中過ぎのため

コナラが写らず

ISO感度をあげすぎました。

 

星が写りすぎて

訳の分からない

絵になってしまいました。

 (22:16~22:54  10秒×200枚の比較明合成  f20㎜  ISO3200)


でもこれだけの星が

北極星を中心に

動いているということです。


御嶽山 満月の月あかりの中

2018年03月04日 08時03分17秒 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温   -5.8℃   昨日の最高気温   10.1 ℃(やっと2桁!)
木曽町新開     午前8時の気温   -3.0℃     今朝の天気    晴れ


3月2日は満月だった。


月が明るい夜は

星の撮影には

適さない。


ならば

満月で明るく照らされた

御嶽山を入れて

星の写真を撮ってみようと

開田高原に出かけた。


木曽馬の里から

見る御嶽山は

煌々と月光に

照らされている。


明るいはずだ

満月は-12.7等級。


新聞が読める

明るさだ。


暖かくなったとはいえ

氷点下5℃

冷え込みは厳しい。


冬の大三角が

大きく御嶽山の上に

傾こうとしている。

(NIKOND800E24mm f6.3 ISO800 10秒  赤い線は飛行機)


午後9時8分から

10時10分まで

10秒ごとに約400枚

写真を撮り

SiriusCompで

比較明合成した。

(NIKON  D800E24mm f7.1 ISO400 10秒×380 比較明合成) 


カメラがシャッターを

切ってくれている間

車の中にいたので

暖かかったが

カメラには

寒い思いをさせた。




皆既月食  薄雲の中で

2018年02月01日 08時07分54秒 | 星・星座

田高原アメダス  今朝の最低気温    -8.2℃   昨日の最高気温    -2.0℃
木曽町新開     午前8時の気温   -5.5℃     今朝の天気     曇り

朝から暖かく

晴天が広がっていた。

 

天気予報は

昼過ぎから曇り。

 

今日の皆既月食は

無理だと思い

夕食後のんびり

ためしてガッテン!を

見ていた。

 

終わって外に出たら

雪のデッキが

月の光で昼間のように

明るいではないか。

しまった!

 

とりあえずカメラと

三脚をもって

車に飛び乗った。

 

トンネル手前の

気温の表示は

氷点下8℃。

 

木曽馬の里の四阿で

カメラをセットするが

当然かけ始めている。

 

薄雲が広がっているため

月がにじんでいる。

 

雲が流れているのか

オリオン座が

見え隠れしている。

 

午後10時前

皆既の始まりだ。

 

赤銅色の月が

雲に隠れて

見えなくなる。

 

10時32分

一瞬顔を出した月を

写した後は

厚い雲に

覆われてしまった。

(NikonD800E 120mm   写真はすべてトリミング)


次回の皆既月食は

今年の7月28日

皆既のまま

御嶽山に沈んで行く

月食の連続写真で

リベンジだ!

 

 


カラマツの林はさびしかりけり

2017年12月26日 08時02分58秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温    -7.1℃  昨日の最高気温   3.0℃
木曽町新開     午前8時の気温    -4.0℃    今朝の天気    雪

(2017.12.22 10:27)

カラマツは
漢字で書くと
落葉松。

針葉樹なのに
落葉する
珍しい樹木だ。

春の芽吹き
秋の紅葉
冬木立も美しい。

北原白秋さんが
 からまつの林を過ぎて、
 からまつをしみじみと見き。
 からまつはさびしかりけり。
と詠われているが
ずっと
からまつの林の中から
頭上の星々を
写してみたかった。

朝の散歩中に
頭上を眺め
ここだと決めておいた。

夜その場所に
カメラを積んだ
三脚を担いで
雪を踏みしめ歩く。

「からまつ林はさびしかりけり」だ!

軽トラをとめた場所から
そう遠くない場所でも
夜のカラマツ林は
寂しく不安だ。

頭上を眺めると
カラマツの梢に
満天の星がきらめく。


見える範囲が
限られると
星座や星の名前が
分からなくなる。

明るい星と
星のかたまりが
頭上の空間に
入ってきた。


真ん中の上は
すばる
プレアデス星団。

右下の明るい星は
ぎょしゃ座の1等星
カペラ。

左下の星の集団は
8月のペルセウス座流星群
で有名なペルセウス座だ。

寒さと寂しさで
早々に引き上げた。






オリオン大星雲 プレセぺ星団

2017年12月25日 08時01分34秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温    -0.1℃  昨日の最高気温   6.5℃
木曽町新開     午前8時の気温     0.5℃    今朝の天気    雪

(2017.12.24 11:20)

一昨日も満天の
星空が見られた。
これで連続4日目だ。

こんなことは
冬のこの時期
なかなかない。

開田まで行かずに
庭先で写真を撮る。
目的は2つの天体。

三脚にポタ赤(赤道儀)をつけ
雲台
カメラをセット。

狙うは東の山から
登ってきた
かに座。

自分の星座だ。
四角形の真ん中に
プレセペ星団と言う
散開星団がある。


木曽では
肉眼でもぼんやり
見える。

古来
このぼんやりした姿が
不気味に映ったようだ。

中国では
死体から
立ち上がる妖気と
呼ばれていた。

またギリシャでは
人間の霊の
出入り口と
考えられた。

現代では
直径16光年ほどの間に
約200個ほどの
星が集まった集団だと
分かっている。

もうひとつの狙いは
オリオン座三ツ星の
すぐ下にある
オリオン大星雲だ。

これも
肉眼で見える。


ここは
星が誕生する
場所である。

ポタ赤で
地球の自転に
合わせて
星が流れないように
撮影しても
望遠レンズ120mmでは
この程度しか
写らない。

望遠レンズが
欲しい!
宝くじでも
当たらないかな?!

買ってないのに
当たるはずなし!(笑)





大三角と大四辺形

2017年12月24日 08時05分40秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温    -8.7℃  昨日の最高気温   3.5℃
木曽町新開     午前8時の気温    -4.5℃    今朝の天気    曇り

(2017.12.22 10:11)

開田高原で
3日間晴れが
続くのは
今年初めてだ。

チャンスとばかり
3日とも
星の写真を撮りに
開田に出かけた。

まず目立つのが
冬の大三角。


オリオン座の
左上にオレンジ色の
1等星ベテルギウス。

こいぬ座の
1等星プロキオン。

全天一の
明るさを誇る
おおいぬ座の
シリウスでできる
三角形を
冬の大三角と呼ぶ。


オリオン座は
1等星を2つ持つ
贅沢な星座である。

日本でも
ベテルギウスは
平家星
リゲルは源氏星として
親しまれてきた。

冬の大三角が
上ってくると
秋の星座の
ペガスス座は
西空に傾く。


天をかける馬
ペガススの胴体が
4個の星で
秋の大四辺形と
呼ばれている。


暗い星ばかりで
街中では見つけにくい
星座だが
この時期
大三角と大四辺形が
同居している。


ふたご座 カシオペヤ座

2017年12月23日 08時01分30秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温    -9.5℃  昨日の最高気温   3.7℃
木曽町新開     午前8時の気温    -4.5℃    今朝の天気    曇り


開田高原も
好天に恵まれ
久しぶりに
星の写真を撮りに
出かけた。

寒さは厳しく
-7℃。

素手では
三脚が冷えて
触れない。

12月14日
ニュースでも
取り上げられた
ふたご座流星群

ふたご座の2等星
カストルの
すぐそば(放射点)から
流星が飛び出す。


そのふたご座
撮影する。


普通恒星は
明るい順に
α(アルファ)
β(ベータ) 
γ(ガンマ)
と記号(バイエル符号)がつけられる。

ところが
このふたご座は
2等星のカストルが
α星で
明るい1等星の
ポルックスが
β星なのだ。

その理由は
ギリシャ神話に
由来するのか
カストルがわずかに
早く東から
登るからなのか
はっきりしない。

もうひとつ
目立つ星座が
カシオペヤ座だ。


北斗七星が
登ってくるのに
したがって
北西の空に
低くなる。

カシオペヤ座は
冬の天の川の中にあり
二重星団や
肉眼でも見える
アンドロメダ銀河を
探す目印になる
星座でもある。


寒さは厳しいが
素晴らしい星空に
満足できた。

(タブレットでは星が見にくいと思います。パソコンがあればパソコンで。)


地球照 2.6秒遅い光

2017年12月22日 08時00分45秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -12.9℃  昨日の最高気温   0.8℃
木曽町新開     午前8時の気温   -11.0℃    今朝の天気    晴れ

(12月21日  10:04撮影)

月齢1.2の月を
写そうと開田に
行きましたが
あいにくの天気。

仕方なく
一昨日(12.20)の月齢2.2の
月を撮影した。


肉眼でも
ぼんやり地球照が
見える。


太陽の光を地球が反射し
その照り返しが
月の夜の部分を
照らしているのが
地球照です。

(トリミングしてます)

新月の前後
三日間ほど
地球照は
よく見えます。

月の夜の部分が
ぼんやり見えるくらい
地球の照り返しは
強いのです。

昨日(12.21)は月齢3.2
三日月と言うのは
結構太いと感じます。


写真を撮りながら
月と地球の距離を
考えてみました。

およそ38万キロメートル。
光のスピードで
1.3秒。

と言うことは
このぼんやりとした
地球照の光は
月の本体の光より
1.3秒の往復分
2.6秒あとの
光を見ている
ことになるのだと
訳の分からないことを
考えてしまった。

ふと我に帰ったら
-3℃が身にこたえた。


ふたご座流星群 開田高原

2017年12月15日 08時04分23秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温   -12.1℃  昨日の最高気温   -2.2℃
木曽町新開     午前8時の気温   -10.0℃    今朝の天気    晴れ

昨日のお昼は
久しぶりの晴天。

夜のふたご座流星群は
絶好だと思っていたが
夕方から薄雲が
広がり出した。

夜9時過ぎに
ようやく星が
少し見え始め
開田高原木曽馬の里に
出かけた。

月の出は午前3時前なのに
ごく薄い雲が
出ているためか
やけに空が明るい。

カメラをセットしている間
頭の真上を
明るい流星が飛ぶ。

(2017.12.14 22:00)

気温-7℃。
手がかじかんで
動かない。

オリオン座の方向
冬の大三角を入れ
準備完了
インターバル撮影(自動撮影)を
始める。

(2017.12.14 22:16)

ISO1600
露出時間10秒
カメラが
連続でシャッターを
切っていく。

(2017.12.14 23:12)

ラメラが向いていない
方向で明るい流星が
盛んに飛ぶ。

午後11時30分
靄のような雲が
かかってきたため
撮影を切り上げ
帰宅した。

(2017.12.14 23:17)

家で撮影した
700枚ほどの
写真を確認したが
7コマに流星が
写り込んでいた。

薄いベールが
かかった星空だったが
何とか流星が
写せた。
とにかく寒かった!




流星少しだけ見えました。

2017年08月13日 08時00分21秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温    15.3℃  昨日の最高気温   25.3℃
木曽町新開     午前8時の気温    19.0℃    今朝の天気   曇り(ほんの少し晴れ間)

一日中
強い雨が降ったり
晴れ間がのぞいたりの
変わりやすい天気でした。

午前中に
奈良井宿に
行きました。


11日12日は
奈良井宿鎮(しずめ)神社の祭礼で
とても賑わっていました。


中山道ウォーキングの折
宿泊した
伊勢屋さんの前では
馬に荷を括り付けるのに
一苦労されていました。





夜はペルセウス座流星群!

午後6時半から
木曽馬の里で
天の川まつりが
行われていたので
参加しました。

午後7時半過ぎには
雲の切れ間より
夏の大三角や土星も
ちらりと見えました。

2~3個の流れ星を
雲の合間に見た後
夕食のため帰宅。

午後10時過ぎ
もう一度
開田高原に。

同じような空模様。
悪いことに東の空に
お月様が
分厚い雲を明々と
照らしています。

晴れ間が
どんどん狭まり
もう無理だねと
諦め11時前に
家に戻りました。

結局合計10個程度
流れ星を見ることが
できました。
もちろん写真は無理でした。

一日中のお付き合い
疲れました。

2013年8月13日の画像
ですが拙宅下で撮影した
ペルセウス座流星群です。



天の川の中のいて座

2017年06月18日 08時03分57秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温    10.3℃  昨日の最高気温   25.2℃
木曽町新開     午前8時の気温    14.0℃    今朝の天気   曇り

木曽に到着した夜
撮影した星空を
紹介します。

午後11時半ころ
木曽馬の里到着。

東の空が
考えていたより
ずっと明るいのは
月齢21.7の月のせいだ。

まだ顔を出していない
お月様でも
その威力はすごい。
南の空まで明るくしている。

急いでカメラを準備し
撮影開始する。


シャッタースピード
20秒間では
細かい星まで写らない。

30秒間では
空が明るすぎる。

(NIKON D800E24mm f4 30秒  ISO1600 2017.6.17 0時11分撮影)


新月近い日に
また挑戦だ!

M6 M7は
散開星団(星の集まりです)。

M8は干潟星雲(星々の間にあるガス状の物質が近くの星により輝いて干潟の形に見えている)

Mはフランスの天文観測者
メシエさんが作った星雲や星団
銀河のカタログのことです。

M6はメシエカタログの
6番目と言うことです。

難しいですので
スルーしてください。




夏の天の川

2017年05月30日 08時01分47秒 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温   6.3℃  昨日の最高気温  24.5℃
木曽町新開     午前8時の気温  14.0℃    今朝の天気   晴れ

木曽に到着の夜中
晴れていると信じて
木曽馬の里まで
車を走らせた。

午後11時30分
さそり座が南中する時刻。

夕焼けを撮った南の雲が
まだ居座っている。
そのため南の空が
やけに明るい。

木曽福島の街の明かりが
雲に反射しているためだ。

今夜の目的は
夏の天の川の撮影だ。

条件は悪いが
カメラを準備する。


夏の天の川は
南の空
低い「いて座」から始まる。

(木の上がいて座、右側にさそり座。真ん中の明るい星は土星。雲が明るく銀河とかぶっている。)

そして
頭上のはくちょう座を通り

(天の川の真ん中にはくちょう座。右下側にわし座のアルタイル(彦星)、左上側がこと座のベガ(織姫星))

北東の空低く
カシオペア座まで続く。

(屋根の上にw型のカシオペア座。左上の明るい星が北極星。)

一年の中でもっとも
天の川が美しい。

私たちの住む銀河系は
直径10万光年の
凸レンズのような形をした
渦巻銀河。

2000億個の恒星が
集まっている。

この銀河系の星々を
内側の地球から
眺めたのが
この天の川だ。

いて座の方向が
銀河系の中心に
あたるため
天の川が
もっとも明るく
見える。

天の川は
銀河
ミルキーウェイ
とも呼ばれている。